兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。
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大西憲司先生が設計された住宅のオープンハウスがあったので所員全員で見に行きました。

今日は午前中、姫路で建築家の大西憲司先生が設計された住宅のオープンハウスがあったので所員全員で見に行きました。
一般建築の建築家として山梨智彦さん、内藤廣さんを尊敬している
ことは前に書いたことがあります。
住宅建築家として凄いと思うのは誰かと言われたら
意外と思われるかもしれませんが、竹原義二さんと
今日見学した大西憲司さんです。
http://ohnishi-net.com/portfolio.html

あとの3人のように建築業界人なら誰でも知っている建築家では
ないかもしれません。しかしながら、関西で建築家をやっている人なら知らない人はいないのではないかと思う人です。
両人とも断熱性や省エネなどという観点から見たらどうしようもない設計をされています。しかしながら、設計の奥深さという観点から見たらため息が止まらないというレベルの超絶技巧、超絶センスの塊のような住宅を建てられます。
大西先生は70を超えられていますが、未だ3人ほどの所員数で本当にこってりと設計活動をなさっています。設計、施工ともに「どこまで凝れば気が済むのか・・・」端から端までそんな感じの住宅でした。

大西先生の住宅を見に行く時は私以外にも今瀧、中村も期待値を最大限まで上げて見に行きます。それでもその期待値を綺麗に上回るか同等レベルの感動と刺激を与えてくれます。

世の中、採算、効率、利益・・・・そいういうことばかりが重視される傾向にあります。(私もその1人なので偉そうなことはいえませんが・・・)しかしながら、70を超えてもあれだけのこだわりを持ち続けられるのは本当に住宅設計が好き過ぎなければできないことです。

施工した工務店さんも担当者が休みを削り、遅くまで働き、利益、工程などを度外視した取り組みをしなければああいう住宅にはなりません・・・

今日の建物を見ているとミシュラン三つ星のすきやばし次郎を思い出しました。まさに名人です・・・
パッと見だけでドヤ建築家がスターと言われがちな建築家の世界において、あそこまで緻密な設計、施工ができるのは世界中で日本しかないとほぼ確信しています。

しかしながら、省エネ、工程、利益・・・そういったことが無視できなくなってきた昨今において今後ああいう名人による名人建築は徐々に作りにくくなっていくだろうと思います。名人自体も少なくなってきていますし、その名人の気ままさ、メンテナンスコストを許容することができるお施主様の減少・・・・さらには大赤字になることを許容してくれる、もしくはいつ終わるかもわからない工事につきあってくれる工務店の減少・・・本当に手間がかかる難しい施工を見事にやってのける職人の減少・・・・
これらは仕方のないことですが、そのように考えると今日見たような傑作中の傑作は今見ておかないと本当に今後見る機会がどんどん減っていくだろうな・・・なんてことを考えていました。

そして、改めて私がやりたいことは「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」ことなんだなと再認識しました。しかしながら、そのような住宅においても取り入れられるエッセンスはたくさんいただくことができました。今日は全員✕半日ということで約5人分の日当を使ったわけですが、各人強烈な刺激を得ていました。こういう時間はどんなに忙しくても割かなければならないと思います。
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エコキュートの累積出荷台数が500万台を超えているそうです!

エコキュートの累積出荷台数が500万台を超えているそうです!

https://www.jraia.or.jp/product/heatpump/i_broke.html

総世帯数が5000万とか6000万世帯とか言われていることからすると10軒に1軒はエコキュートになっていることになります。

ただ、それでもエコキュートの4倍のエネルギーを食らう
極悪「電気温水器」が記事の時点で250万台も残っています。
http://www.homes.co.jp/cont/press/opinion/opinion_00102/

毎年約40万台のエコキュートが出荷されています。
これらのうちいくらかは古い電気温水器の交換として
設置されていると思います。

まともな国であれば、いかなる手法を使ってでも
この電気温水器を交換することから手をつけるはずです。

それをやらないということはこの国の省エネ政策は
費用対効果が高い順序など二の次であるということです。
(窓の高断熱化を義務化していない珍しい国であることからも
明らかですが・・・)

ちなみにですが、ガス給湯器の住宅がエコキュートになると
一次エネルギーベースで約5GJ減ります。

電気温水器だと約43GJも減ります。

太陽光発電を3kW載せたときの削減量が15GJであることからしていかに効果が大きいかがよくわかると思います。

同様にいうとエアコンは年に850万台売れているそうです。旧型が新型に変わるだけでもかなりの省エネになりますが、最近の傾向として強いのは灯油ファンヒーターからエアコン暖房に切り替える人が増えているということです。

暖房エネルギーベースで見た場合、まだまだ灯油の比率が6割以上とダントツトップのようですが、徐々に高性能エアコンによる暖房比率が増えているようです。
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7月31日(日)に神戸市垂水区で行う見学会の住宅は なかなか見どころが多いです。

7月31日(日)に神戸市垂水区で行う見学会の住宅は
なかなか見どころが多いです。
http://www.matsuosekkei.com/kengakukai.html

特に窓の設計手法が今まであまりやってこなかった納め方
を多用しています。2階子供室の南面の窓の納め方を見るだけでも
一見の価値ありだと思います。

あとは、当社でも初めてですが、APW430のスライディング窓
さらにはツーアクション窓、真ん中FIX+両サイド縦すべり通風窓も初採用と結果としてYKKAPの新商品博物館のような住宅になっています。(意図したわけではないのですが・・・)

昨日現場に行って印象的だったのは、まだエアコンが設置されておらず、通風だけでしたが、1,2階の温度差はほぼ皆無。じっとしていて扇風機があれば、十分生活できる温度を維持していることでした。

もうひとつはAPW430というトリプルガラスで遮熱タイプ、幅40cmの高さ90cmくらいの小窓を1枚だけ西面に設置している部屋があります。西面の日射対策としてはほぼ完璧なレベルですが、それでも西日があたっている時間帯は触った感覚ではありますが、40数度まであたたまっていました・・・通常ですと、これよりずっと断熱性能に劣る窓をはるかに大きな面積で設置されている住宅が大半です。大半の住宅の2階が暑くなるのは当然といえば当然だということを改めて実感した次第です。

ということで、この夏としては最後の見学会となります。
興味のある方はぜひご来場ください!

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明日は姫路にて見学会です。今からでもご予約可能です!!

明日は姫路にて見学会です。今からでもご予約可能です!!

以前にも告知した姫路での見学会を明日開催します!

http://www.matsuosekkei.com/kengakukai.html

既にたくさんの方のご予約を頂いておりますが、今からでも明日でも予約は可能です。
ご来場希望の方はぜひご予約の上、ご来場下さい。

なお、今回、同業者だけで数十名の申し込みがあったため、同業者の方だけのために
しぼった見学会を今日夕方16:30から実施します。今日だけでも20名を超えています。
明日予約されている同業者の方もできれば、今日に振り替えていただくと非常に助かります。

以上ですが、たくさんの方のご来場お待ちしております!


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どの業界でも同じ悪循環の構図が繰り広げられている・・・
もともと私は建築の中でも熱環境が専門の人間です。

しかし、ここ数年、防蟻、耐久性、という分野の
トップメーカー数社からコンサルティングを依頼されるようになり
熱環境以外の分野の専門知識を本当にたくさん得ることが出来ました。
その中で「どの業界も同じだな・・・」
と悪い意味で同様に感じる点があります。

それは次のようなことです。

明らかに改善する方法を発見した。
もしくは
現状に明らかに問題点がある
みたいなことを発見した非常に素晴らしい
教授、企業がいたとします・・・

そういった方々がそれを次の基準改訂に盛り込もうと
すると、ほぼ間違いなく既存のロビー団体から横槍が入って
結局「今までのままでいいじゃないか」というような感じで
ひねりつぶされてしまう・・・という現実です。

その結果、その業界の大多数の業者は現状維持と問題発覚の
延期を図ることができ、その他大勢の国民と国全体は損失を
こうむります・・・

さらに悪い事に住宅業界ではこのようにしてできた基準に対して
「基準に適合してます!!凄いでしょ!!」
という宣伝広告が跡を絶ちません。

これは私が知っている3つ4つの団体に限定されることではないと思います。例えば国民のメリットを考えれば、ウーバーや、民泊、保育園に関する許認可なんかを見ていてもほぼ同様の問題を感じます・・・

ドイツなんかを見ていると当然ロビー団体が同様の動きをしても
最終的には国民の利益や国の利益が優先される方に基準等が集約されていく感じを強く受けます・・・

今までに何度か書いたことがありますが、
これは一部のロビー団体が直近の安住に安らぐために
「国民全体で薄く、広く貧しさを分けあっている状態」
であると確信しています。

自動車や電化製品のように国際競争にさらされている分野においてはこういうことは少ないようですが、国内だけで完結する分野はほぼ例外なくこの毒に侵されているような気がします。

様々な業界の方がいらっしゃるとおもいますが、どうなんでしょうね?いろんな業界のご意見を聞いてみたい気がします。
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