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兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。

断熱化による健康改善率 二万人調査の結果

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断熱化による健康改善率 二万人調査の結果
昨日に引き続いて岩前先生が説明されたお話をしたいと思います。

まず健康な温度は21℃以上という話はしましたが、これはイギリスの
話だそうです。同じデータからの引用によると19℃で健康リスクが表れ、
16℃では深刻なリスクが表れる温度とも書かれています。
 このデータを読み取ると、大多数の日本人は冬の住宅内において
深刻なリスクが表れる温度で生活していることが分かります。

それにプラスして、二万人調査の結果をもう少し詳細にお伝えしたいと
思います。高断熱化するほど明らかに健康が改善するという結果が出たのは
下記のような項目です。
・せき
・のどの痛み
・肌のかゆみ
・目のかゆみ
・手足の冷え
・気管支喘息
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性鼻炎
・アレルギー性結膜炎

等々です。これだけの症状が改善するということはものすごいことだと思います。
私は医者ではありませんが、本屋では
「「体を温める」と病気は必ず治る」
という本がありますし、それ以前に日本では昔から
「冷えは万病のもと」ということわざもあります。

冷えが体に良くないのは間違いないように思います。
よって家の高断熱化は必須というわけです。

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健康維持に理想的な室温は21℃以上だそうです。

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健康維持に理想的な室温は21℃以上だそうです。
先日お会いした岩前先生のプレゼンによると健康維持に理想的な
室温は冬の場合は21℃以上だそうです。

19℃を下回ると様々なリスクが出てくるようで、10℃を下回ると
高齢者においては低体温症を発症する可能性も高くなるようです。

しかしながら、日本の古い家屋に住んでいる方の寝室は大多数が
10℃を下回っていると思われます。

昔から言われていることですが、日本はヒートショックでなくなる
方が交通事故死者より多い年間14000人以上だと言われています。

死というのは極端な状態ですが、健康悪化という極端ではない症状まで
含めると相当数の日本人が低い室温によってかなりの健康被害をこうむって
いると思われます。

健康維持に努める方は本当に多いと思います。そのために
食事、睡眠、ストレス、運動等々様々なものに気をつけられている方が
多いと思います。

しかし、さらにバランス良い健康維持を目指すならそこに室温は
絶対に外せない要素になると思います。もっと言えば、湿度も含まれても
いいでしょう。

このテーマはいずれもっと深く紹介したいと思います。
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最も費用対効果が高いドイツ製木製サッシPAZEN

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最も費用対効果が高いドイツ製木製サッシPAZEN

今日ほど目まぐるしく仕事をしたのは久しぶりかもしれません。
電話、メールの件数もそうですが、まとめなければならない書類、
打合、エスキース・・・。常に次にやる仕事を考えながら全力
疾走で乗り切ることができました。かなりの達成感です。

今日紹介したのは、昨年及び今年もドイツで見学に行った
PAZEN(パーツェンと読みます)社の木製サッシです。
鎌倉パッシブハウスでも使われた、能木製トリプルガラス
ダブルLow-Eという超がつく高性能なサッシです。
しかもデザイン的にもガラス面積も広く木目もきれいで
美しい本当に素晴らしいサッシです。更には日本向けに
アルミクラッドにも対応可能な上、ドイツのメーカーにしては
珍しく、外開き、及び片引き戸にも対応してもらえます。
外付けのスクリーンとセットの製作も可能な他、日本では
製作不可能な大きさまで1枚で作ってもらえるのも大きな利点です。

日本の住宅メーカーで使われているサッシは熱還流率が
2.91か3.49のものがほとんどです。しかしながらこのサッシは
仕様にもよりますが、0.6や0.7といった値です。要するに日本の
標準的なサッシより5倍程度熱を通しにくいわけです。(日本の
新築標準に対して。アルミのシングルガラスのサッシであれば
10倍程度)

こういうのを見ると、私も含めて絶対に「高いだろうな」と
想像してしまうわけですが、これが費用対効果でみると意外と
そうでもありません。実勢価格で申し上げると日本の2.91や3.49
のサッシと比較して価格が2.5倍といった感じです。

結果として「性能が5倍で価格は2.5倍」ということになりコスト
パフォーマンスは2倍ということができます。Q値が2.7程度の住宅では
窓の熱損失がしめる割合が30~40%程度になります。これが1/5に減る
ということは家全体の熱損失が25%~32%程度減ることになり、
それだけでもQ値は1.8~2.0程度にまで向上します。しかも他の部位を
改善して得られる1.8~2.0に比較して、窓の結露及び、窓近くのコールド
ドラフトも大幅に改善されます。

ここまでの価格が実現できるのは、直輸入による中間マージンの削減
及び、現在の為替レートによるところが大きいですが、近日中に
この性能の木製サッシが日本でもかなり安く入手できるようになるかも
しれません。私も非常に楽しみにしていますが、こうご期待!


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仕様だけではいい家にはならないということを再確認しました。

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仕様だけではいい家にはならないということを再確認しました。
最近注目していた某住宅メーカーがあります。極めて高い断熱性を誇りながらも
驚くほどの低コストを実現している会社で、私もそのコストパフォーマンスの高さに
恐れ入っていました。(デザイン等は全く別でコストと断熱性の関係のみですが)

今日、縁あってその家を建てた方の話を聞くことができました。

ところが・・・。実際に聞いてみると不満だらけなのです。
・断熱性は高いが日射遮蔽ができていないので11月の今でも暑い。
・換気計画が失敗しているため風呂の匂いが家中に充満する。
等々他にも何点かおっしゃっていました。しかし、一番の不満は
監督が頼りなかったということでした。

こんなことは基本中の基本で設計者がしっかりしていれば確実に防げた
ことです。せっかく本社の商品開発部がそれなりの商品を作り上げても
結局末端の設計者がその意図を汲み切れていなければやはりこういう
ことが起こるんだということを痛感しました。その施主様はかなり自分なりに
下調べをされた上で決められただろうだけに残念です。

やはりいい家を建てるには設計者と施工者の両方が優秀であることが
必要であることを再確認させられました。

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自立循環型住宅蒸暑地版の講習を受けて来ました。

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自立循環型住宅蒸暑地版の講習を受けて来ました。

かなり前から待ちに待っていた自立循環型住宅の蒸暑地版の講習を受けて来ました。
主にⅤ地域(鹿児島等)とⅥ地域(沖縄)を対象にしてあるだけあって

我々の住むⅣ地域版とはかなり内容の異なるものでした。

半分位は前のバージョンと内容が同じですが、もう半分は今までの内容が
変更、改良がなされていたり、もしくは全くなかった項目が増えたりしていて
ページ数もかなり増えていました。

本当にいろいろ新たな発見がありましたが、執筆に携わった先生が二人も
来られていたので直接いろいろ聞けたことが何よりの成果でした。

また、40名ちょっとくらいの受講者だったかと思いますが、私が以前パッシブ
ハウスジャパンの講習で講師をしたときの受講者の方も数名来られていました。

今回の講習で非常に参考になったのは大まかには下記の項目です。

・区域建蔽率(通風の程度を測るための周囲の空き具合の指標)
・M値(隣戸の影響を加味した夏期日射取得係数)
・推奨蓄熱量120kj/㎡が170kj/㎡に増加
・涼しさに必要な換気回数の定量的な推奨値の表示とそれに必要な窓の大きさの表示
・庇の出幅だけでない横幅の定量的影響
・屋根の反射率による日射浸入率の相違
・遮熱に対する日射反射率と長波放射率の詳細なデータ
・エアコンの実効COPに関する詳細なデータ
・全館暖房時のMRTとOT
・エアコン使用時の断熱レベル別温度分布
・太陽熱温水に関する詳細比較データ
・太陽光発電に関する詳細データ
・家電の詳細なエネルギー使用量

これらの項目は今までの資料にはなく、かつ実践に生かせる上、非常に
興味深いものでした。

朝、10時から夕方5時までの長丁場でしたが、持ち込んでいたⅣ地域版と
比較しながら、自分で理解できるまで計算等を繰り返したりしていると
あっという間に時間が過ぎてしまいました。

しかし、わざわざ2日つぶして行った甲斐は十分にありました。
次は鹿児島です。それが終わると次はいつ行うかまだ分からないようです。
興味のある方は是非参加してみてください。



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