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兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。

執筆した「省エネ・エコ住宅設計究極マニュアル」が発売されました。

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執筆した「省エネ・エコ住宅設計究極マニュアル」が発売されました。

この本は自立循環型住宅研究会のメンバーで全国各地の熱環境に
詳しく、積極的な設計事務所及び工務店が共同執筆した力作です。
http://www.xknowledge.co.jp/book/detail/76781065
(もちろんアマゾンでも購入可能です。)

監修は野池政宏さんで、総勢20名近い執筆者を束ねて下さいました。
私は熱交換換気システムや日影図に関する項目が担当でしたが、
完成版をいまだ見ておりません。明日、到着する予定です。

実務者が使える初めての熱環境、省エネの解説本だと思います。
一般の方も是非読んでいただきたいのですが、設計事務所
工務店の方でこれから省エネ、高断熱等に取り組もうと
する方は必須の内容です。

是非購入の上、ご覧いただければと思います。

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サーモスHとAPW330

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サーモスHとAPW330

サッシ業界は事実上トステムとYKKの2強+αという状態に長らくあるように
思います。そして、この2社が日本の窓の断熱レベルを決めているといっても過言では
ありません。

今までの過去5年程度は大手住宅メーカーでは樹脂アルミサッシに普通ガラスもしくは
Low-Eガラスあたりが標準仕様だったように思います。

それが、今になってようやく世代が変わろうとしています。その理由となりそうな二つの
サッシがトステムのサーモスHとYKKのAPW330です。

今までの樹脂アルミサッシではLow-Eガラスを入れてもU値は2.91以下というのが
限界でした。

それが、この2商品になると2.33以下となり、今までの樹脂サッシと同じ性能にまで
上がります。

APW330はオール樹脂サッシですが、今までのものよりも見つけが細くなっているのが
特徴です。

またサーモスHは従来通り樹脂アルミサッシなんですが、ガラス面積を極大化し枠を極小化
することでU値を向上させました。その結果、日射取得率も上がっていますし、デザイン的にも
建築家好みしそうなデザインとなっています。

両者に共通してのメリットとしてシャッターを一体化できることもあげられます。

と、これからの住宅業界の断熱水準を大きく押し上げるであろう2製品を紹介しました。
とはいえ、EUから比べるとまだまだ性能は低いです。もっと性能が良いものをもっと
安く出して欲しいと思います。
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パッシブハウス基準と次世代省エネ基準の比較

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パッシブハウス基準と次世代省エネ基準の比較
パッシブハウス基準と次世代省エネ基準は単純に比較することが非常に
難しいのが現実です。

しかしながら、自分でも感覚をある程度つかみたいと思って考えてみました。
そこで一番比較しやすい指標が暖房負荷であることに気がつきました。

次世代省エネ基準といえば即Q値が思い浮かびますが他にもμ値そして
暖房負荷の基準もあります。正確にいうならば冷房負荷も足し合わせた
冷暖房負荷というものです。
www.cg-glass.jp/pro/double/energy.pdf

ここで私が住んでいるⅣ地域の基準を見てみると冷暖房負荷は
460MJ/㎡・年となっています。

これをパッシブハウス流のkwh/㎡・年に直して計算しなおすと
約128kwh/㎡・年となります。

注意を怠るとこの128という数字をパッシブハウスの暖房負荷基準である
15という数字と比較してしまいそうですが、それではおかしくなって
しまいます。なにせ128という数字には冷房負荷も含まれていますから・・・。

冷房負荷と暖房負荷の比率はその建物や立地等によって大きく異なります。
しかし、そこを仮にいくらと決めない限り比較はできません。

ここでは仮に冷房負荷と暖房負荷が半々だっととして考えてみます。
(実際には暖房負荷分の方が大きいと思いますが)

その場合128/2=64という数字が出てきます。

これを15と比較してみると、64/15=4.26という数字が出て来ます。

ということは最低でもパッシブハウス基準というのは4.2倍以上は
暖房負荷が小さい(優れている)ということがいえそうです。

この差は本当に強烈な差です。自分で計算しながら改めてその凄さを
痛感した次第です。
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省エネ基準は「義務化基準」と「推奨基準」の2本立てになるかも

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省エネ基準は「義務化基準」と「推奨基準」の2本立てになるかも

環境省からの発表があったようで、それによると皆が無理なく取り組めるのが
義務化基準、目標とするのが推奨基準だそうです。

また、環境性能の表示制度にかんしても提案があったようです。
それによるとまずは新築住宅、そして賃貸住宅最後に既存住宅の売買時
と徐々に対象となる建物の幅を広げていく案があがっているようです。

日本というお国がらでは厳しい基準を義務化するのはかなり
難しいということで苦肉の策で出てきたのが2本立てではないかと
思います。しかしながら、この策で本当に掲げている大幅な
CO2削減が出来るのか?と言われるとたぶん無理だと思います。
要するに目標値から逆算した制度作りではないだろうと思われます。

環境性能の表示制度に関しては非常にすばらしいことだと思います。
というかこれがないと、日本で建物を買うには費用と性能を比較
することすらできませんでした。一番高価な買い物なのにその性能
が公正な基準では分からなかった・・・。これが今までの日本の建築、
不動産業界の実情でした。だから、消費者は低性能な住宅を高い金額で
買わされたり、もしくは本当は高性能な住宅なのに宣伝広告及び
販売方法が下手であるが故に買うことがなく、低性能な住宅で後悔
しながら住んでいるということが普通に起こっています。

本当に少しづつではありますが、こういうことが今後少なくなっていく
ためのはじめの一歩が始まろうとしています。
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省エネ基準から気密が削除されたのはトップの意思ではなかったようです。

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省エネ基準から気密が削除されたのはトップの意思ではなかったようです。
高気密健康住宅研究所のブログを読んでいて面白い記事を発見しました。
http://unohideoblog2009.seesaa.net/article/174330299.html

ちょっと前の省エネ基準の改正でそれまでは基準に含まれていた気密に関する
項目が削除されました。熱環境に詳しい人の間ではこのことは非常に馬鹿げた
ことだということでかなり批判の声が上がっていました。

私も勘違いしていたのですが、こうなったのは熱環境のトップの方々が
そう決めたからだと思っていました。しかしながら実態は違ったようです。

実質的に熱環境の世界のトップである村上周三先生が下記のように
言われたそうです。
「昨年春の改正省エネ法が問題です。私が知らないところでいつの間にかC値
の基準が削除され、換気に関する基準も削除されていた。これは大変にけしか
らぬ話。単にQ値だけを追うのではなく、気密性と換気性能も追ってゆかねば
片手落ちです。この点はなんとしてでも再改正させねばなりません」 

これは非常にうれしい文章でした。次の省エネ基準の改正時には明確に気密に
関する項目を復活させてほしいと思います。
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