兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。
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ハイブリッド車、PHV、EVの燃料費回収年数比較表を作りました!!

ハイブリッド車、PHV、EVの燃料費回収年数比較表を作りました!!

まず最初に、昨日届いた日経ホームビルダーに連載記事が掲載されました。
「断熱性能が低いとエアコン嫌いに!?」という題目です。
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今日の本題は、エコカーはどのくらいお得なのか?ということを詳細に検証してみた結果を
まとめた内容です。

私は初代プリウス(中古車で購入)と2代目プリウスをそれぞれ10万キロ以上運転しました。

今も事務所には走行距離23万キロのプリウスが2台もあります。
(1台は中古車購入もう1台は新車購入)

最近、自営業のお客様でかなりのガソリン代を使われている方がいらっしゃり、その方への
アドバイスがきっかけとなって作りました。

この表の作成にあたり、燃費はカタログ燃費ではなく、極力実質燃費にて計算するようにしました。

また、補助金の有無、走行距離、優遇税制も全て加味しました。

エコカー燃料費回収年数比較

おそらく、ここまで具体的に比較した表は車雑誌、インターネットのどこを探しても存在しないと思います。

確かに燃費だけみると、10km/Lの車に比べると普通のプリウスはおよそ2.5倍
リーフは7倍も安くつきます。

しかしながら、リーフの実質走行距離は130km程度と言われ、実用的とは言いがたいです。
また暖房の効きが極めて悪いということも聞いています。

プラグインハイブリッドがこれから増えてくると思われますが、現状では24km程度分
しか電気自動車として走ることができません。普段街乗りで週末だけ遠出という人には
効果が大きいでしょうが、普段から遠出が多い人にはそれほどメリットが多くないということが
わかります。

ちなみに、今まで3台のプリウスでどの程度儲けることができたのかを表から読み取って
みました。

初代プリウスは自分の代でおそらく20万キロ、10年 約180万

中古で購入した2代目プリウスで15万キロ、7年 約120万

新車購入の2代目プリウスは20万キロ、10年 約180万

とすると、約480万円節約できたことになります。

もちろん、15年位前のガソリンは今より安かったのでそれを加味するとおそらく400万くらいの
節約にはなったと思っています。

しかも、それだけ儲けさせてもらった上にさらなる特典があります。ほとんどの方が知りませんが
プリウスという車に限ってだけは走行距離が40万キロに達していても10から20万円で下取り
してもらうことができるのです!!

車に趣向を求めず、経済性だけを求めるのであれば、これほど素晴らしい車はないということに
なります。

しかしながら、改めて試算してみてプラグインハイブリッドが思ったほど節約効果がないことが
意外でした。電気自動車は想像どおりでしたが・・・。

いろんな節約方法や投資の話がありますが、太陽光発電や断熱強化、冬の日射取得、
夏の日射遮蔽、車の低燃費化といった項目の方がはるかに確実で高い利益を生み出します。
今の太陽光発電は利回りに換算すれば10%を超えることも十分に可能です。知らないということは
高くつくということです。

皆さんはこの表を見てどう思われたでしょうか?










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ハイブリッドカーじゃないほうが省エネになる人がいます。

ハイブリッドカーじゃないほうが省エネになる人がいます。

今、車好きの間では話題沸騰中の新型のマツダアクセラの開発責任者の
コメントを読んでいたら、「まさにそのとおり!」と思えるコメントがあったので
紹介します。

アクセラはハイブリッド、普通のガソリンエンジン、ディーゼルの3通りが
全て1車種に設定されている日本で初めての車です。

この車において
「ハイブリッドカーを選択する意味があるのは少なくとも年間1万キロ以上走る人
かつ通算走行距離が8万キロは超えないと燃料費でハイブリッドの差額を取る
もしくは、電池の製造等にかかったエネルギー分の省エネ等に貢献しない」
というものです。

実はこれとほぼおなじことを以前GTRを設計した水野さんもおっしゃっていました。
水野さんは8万キロのくだりは言っていませんでしたが、年間1万キロというのは同じ
だったと思います

今最も売れている車はホンダのフィットで、2位、3位はどっちが上か忘れましたが
アクアとフィットです。フィットはハイブリッドか否かを選ぶことができますが
あとの2台はハイブリッドしかありません。

上の条件にはいってないのにハイブリッドカーを買ってませんか?
こういうことはカタログ、もしくは末端で営業している営業マンがきちんと伝えるのが
本筋だと思います。本当に売れる営業マンはこういうことをきちんと伝えて
「お客様の条件なら他の車を選ばれたほうがいいですよ」
と言える営業マンだと思います。一見遠回りに見えて
「この真実を言っている」という信頼を得られるので結局は
近道であると思います。

私は今までプリウスを2台乗り継ぎ、今はダウンサイジングターボのゴルフに乗っています。
ドイツでは半分以上がディーゼルになっていますが、日本に入って来るドイツ車はまだ
ディーゼルの設定はごくわずかです。ゴルフもディーゼルが入ってくればプリウスに
匹敵するくらい燃料費を安くできると思いますが、ハイオクである限り惨敗です・・・。

車も住宅も正しい買い物をするのは難しいようです。

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女性と代替エネルギーが日本の未来を明るくしてくれるように見えるグラフ

女性と代替エネルギーが日本の未来を明るくしてくれるように見えるグラフ

ずっと以前になりますが、雑誌で興味深いグラフが載っていたので紹介したいと思います。
まずは「各国の成熟度評価」という指標です。
各国の成熟度評価

この指標を見る限り、渡欧するたびに私が実感するドイツ、オーストリアを含む北欧の
成熟度合いがすべての面において極めて高いレベルにあることが読み取れます。

日本もほとんどの項目についてかなり高い項目にあるのですが、唯一圧倒的に低く
なっているのが「男女格差」です。「デフレの正体」の藻谷さんも書かれていますが
これから日本が元気になるには女性がもっと社会進出するしかないと思います。

北欧では多くのサラリーマンが5時に仕事を終えています。その代わり奥さんも
5時まで働いています。しかも5時までの間はかなりの集中力を持って働いているように
見えます。世帯あたり2人が合計16時間必死で働いている北欧と、世帯当たり一人が
12時間くらいを最後の数時間は集中力が落ちながら働いている国のどちらが効率が
いいのか・・・?しかも、その結果家族のコミュニケーションも深いわけです。
北欧の家庭環境が充実しているのはこのあたりにポイントが有ると思います。

次に出ていたのが分野はまったく変わりますが、代替エネルギーに関する
国別の特許の割合を示したグラフです。
代替エネルギー特許シェア

代替エネルギーとは主に風力や太陽光などの自然エネルギーを指しますが、
この特許を見る限り、代替エネルギーの技術の半分以上は日本にあると読み取る
ことができます。

ところが、もう一つの表を見てみましょう。
代替エネルギーランキング

そういった代替エネルギーへ力の入れようをランキングした指標になると
10位にも入っていません・・・。これをいわゆる「宝の持ち腐れ」というのでしょう。
それどころか未だに国内には政府や官僚の方にも自然エネルギーを否定する方が
いらっしゃいます。ほんとうにほんとうにもったいないと思います。



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「エコハウスの未来を考えるシンポジウム」in広島に呼ばれて行ってきました。

「エコハウスの未来を考えるシンポジウム」in広島に呼ばれて行ってきました。

以前からお付き合いのある広島の省エネ住宅の第一人者であるプレサント・デザインの
川端さんが企画したのが今回のシンポジウムでした。

川端さんが「野池さん、今泉さん、私を呼んでぜひイベントを開きたい」と新建
ハウジングの三浦社長に声をかけたところから話がスタートしました。
数カ月前から声をかけていただいていたのですが、それぞれみな違う省エネ住宅
団体のトップ(私だけがトップではないのですが・・・)が集まってこのように
話をする機会はあまりありませんでした。

私としてもいつもの単独講演とは異なる緊張感と期待を持って参加させていただきました。
各々40分づつプレゼンを行ったあと最後は1時間半のパネルディスカッションという
形で行われました。

思い返してみると、講演は数え切れないほどこなしていると思いますが、パネル
ディスカッションは初めてだったのではないかと思います。そういう意味でも新しい
経験が出来て新鮮でした。3人とも省エネ住宅を熱心にやっている人間なので
おおかた言っていることは同じですが、細部、及び表現のしかたが3者3様だった
と思います。

「家庭で使うエネルギーを今の半分に減らそう」という野池さん
「日独の大きな枠組での比較」を詳細なデータとともに解説する今泉さん
それにたいして私は唯一の設計者として
「住宅に関する細かい省エネ手法」を中心に話をさせていただきました。

パネルディスカッションはその場を誘導する司会者の力量によって面白くも
つまらなくもなると思います。しかしそこはさすがに三浦社長・・・。うまく
みんなをリードしてくださったと思います。

イベント終了後の二次会、帰りの新幹線の中でも三浦社長と、今泉さんと一緒でしたが
お忙しい二人といろいろと意見を交換できたのは貴重な経験でした。

パネルディスカッション中に私が「日本にも建築物理コンサルタントが必要だ!」
と提案したところ、野池さんもかなり前のめりに「それやろうよ!」と
言ってくださいました。

これを機にまた、大きなうねりをいろいろと起こしていければいいと思っています。
11月末までもう何回か講演を依頼されていますが、今日も大きな一区切りでした。
激動の2ヶ月が終わるまであと2週間ほどですが、気を抜かずに最後まで乗り切りたいと
思います。

最後になりましたが、主催者の川端さん他ご尽力くださった関係者の皆さんに感謝
いたします。

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第10回省エネ建築診断士講習in東京青山

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第10回省エネ建築診断士講習in東京青山

昨日から第10回省エネ建築診断士講習を東京の青山で開催しています。
今日も講義と試験を行う2日間のセミナーです。

今回は140名近い受講者がいらっしゃいますが、全国から申し込みが
ありました。

3年ほどの間に10回も開催し、これだけたくさんの実務者に参加していただける
のは本当にありがたいと思っています。

今日の試験が終わったら今晩から埼玉のモデルハウスに宿泊、明日は
見学+パッシブハウスジャパンのエリアリーダー会議、

日曜日は鎌倉でビーチラジコンパーティを行う予定です。

なかなか充実した週末になりそうです。
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