兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。

壊れていたものがすべて元に戻って満足です。

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壊れていたものがすべて元に戻って満足です。

ちょっと前のブログであらゆるものが壊れまくったという話を書きました。
書き忘れた分も含めると
眼鏡、車のブレーキとフロントガラス、AVアンプ、ダイニングの照明器具
そんなところでしょうか・・・。

中でも最後の最後まで帰って来なかったのが修理を依頼していたAVアンプ
でした。しかし、今日やっと帰って来ました。

やはりこのAVアンプがないといわゆるクリープのないコーヒーのような感じがします。

朝も起きた瞬間から出勤するまで、家に帰るとすぐにJAZZをかけるという生活を
ずっと続けているのでなくなると、ものすごい物足りなさを感じます。

しかし、今回帰ってきたのはいいのですが、接続してみるといつもより明らかに音が
悪くなっている・・・。ほんの数秒で理由はすぐに解りました。このAVアンプにはスピーカーの
自動最適化機能がついているのですが、それが初期化されていたわけです。

それをやりなおすと、今まで通り本当にいい音が鳴ってホッとしました。

中上位クラスのAVアンプにフロントスピーカーのみ中クラスのプリメインアンプをかまして
オーディオ専用でも使えるスピーカーを接続するというちょっとだけ贅沢なつなぎ方を
していますが、私にはAVアンプを通した音が非常に自分にあっているのが分かります。

なぜなら空間に対して音の最適化をやってくれるからです。これは専用のハイエンドオーディオ機器では
なかなかできることではありません。20万以上のアンプの価格差10万円は分かりにくくても
この最適化の差はこだわりのない一般の方でも明らかにわかるくらい違いがあります。

ささやかではありますが、起きている間中、好きな曲をいい音で楽しめることは
ありがたくもあり、贅沢な事だと思っています。
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新規プランが4軒+2軒でてんてこ舞い

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新規プランが4軒+2軒でてんてこ舞い

古いですが、マーフィーの法則というのはやはり当たっているような気がします。
今現在の仕事の重なり方がそう思わせてくれます。

現在検討中のプランが4軒分(そのうち二つが西宮で少し難易度が高いプラン)
さらにこれから土地を見てプランヒアリングをしてからとりかかるのが2軒分は
アポが入っている・・・。

これにプラスして、3月19日発売の建築知識の最終校正がもうそろそろドカンと
やってくるはず・・・。

忙しいのはいつものことですが、中でも今から10日間ほどの間はピークを迎える
ような気がします。しかし、幸運にも2月は講演が1度しかなかったので助かりました。
12月や1月のようなスケジュールだったら到底こなすことが出来なかったと思います。

3月は18日から1週間ドイツにいきます。それまでに大体の業務をきれいに仕上げて
から行ければと思っています。

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今日から新卒の沖野くんが本人の希望で早期出社を始めました!

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今日から新卒の沖野くんが本人の希望で早期出社を始めました!

実は今日から新卒の新入社員が一人増えました!
沖野くんといいます。若干21歳でありながらすでに2級建築士を持っています。
(ちなみに私は未だ2級は持ってません・・・)
数カ月前に当社にオープンデスクで10日ほど来ていたので皆とある程度慣れては
いましたが、改めて社員となるとオープンデスクとはやはり違います。

中途入社の社員はこれまでも結構いましたが、新卒は7年ぶりくらいでしょうか。
新卒というのは本人が一番緊張するでしょうが、引き受けるこちらも緊張します。
そこまで育てられてきた親御さんの顔も目に浮かぶからかもしれません。

最初に就職する会社の重要性というのは私自身が最も強く感じているからです。
ということで、超多忙ではあったのですが、朝一番皆に紹介したあと、みっちり
1,2時間、社会人としての心得や今後の仕事への取り組み方等をレクチャーしました。
これから3年ほどは文字通り修行の時期ですが、この間に大きく育って欲しいと思っています。

でもって、皆でお祝いの意味も込めて昼食にいきました。

実は・・・、さらにいうと来週の月曜日にも今度は中途採用の社員が入ります。
こちらは木造住宅歴が9年もある一級建築士です。

これで、事務所の戦力がまたアップすると思います。もう事務所のキャパシティは
限界に近いですが、いい雰囲気でやっていけるよう心がけたいと思います。


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日本人の優しさを感じた日でした。

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日本人の優しさを感じた日でした。

今日は朝からまずは三宮に直行。頼んでいた眼鏡ができたのでとりにいきました。
出来栄えは抜群でかけていることすら忘れてしまう感覚はさすがです。
また長いつきあいになりそうです。

それが終わるとまた電車に乗り、滋賀に向かいました。昨晩遅かったこともあり
電車で寝ていると、いきなりなにかが降り掛かってきて目が覚めました。

寝ぼけていて一瞬なにかわからなかったんですが、若い女性が気を失って
倒れてきていました。「大丈夫ですか」と声をかけると、すぐに気を取り戻され、
席を譲ろうとしたところで、駅に到着。気恥ずかしかったのか、しんどかったからか
そそくさと降りて行ってしまいました。

問題はその後です・・・。

少量ですが、彼女は倒れる際に嘔吐し、私のかばんが汚れていました。
それを見たまわりのおばさんがた3名が、私が拭くよりも先に、私の
かばんを拭いてくださったり、ウエットティッシュを下さったりと非常に
親切にしていただきました。見ず知らずの人にこういうことができるのは
日本人のいいところなのかと思います。かばんは多少汚れましたが
それよりもきれいな気持ちをいただいた気がしました。

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広島県三次市での講演が終わりました!

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広島県三次市での講演が終わりました!

今日は午前中は大久保O邸の引渡しを行いました。これにて12月末から続いた引渡しラッシュが終了しました。ちょっとだけほっとしましたが、休むまもなく事務所へ直帰。
ちょっとだけ事務仕事をしてから、広島に向けて出発しました。
 いつも講演というと地域の主要都市の駅の付近であることがほとんどでした。しかし、今日は広島駅から車で1時間15分もかかるという場所でした。広島までは新幹線で1時間ちょっとでしたが、そこから車に乗っている時間の方が長かったのが印象的でした。
 今日の講演が終わって懇親会をしていると、非常に興味深いはなしが聞こえてきました。
私は公演時に燃費のたとえとして、プリウスとロールスロイスの比較を持ち出します。
最近広島で行われた省エネ住宅系の講演で、それと同じ話をしている人がいたとのことです。この例え、あちこちで評判が良かったので、私の講演を聞かれた人がそのまま使っているようです。ただし、ロールスロイスがキャデラックに変わっていたそうですが・・・。
 というわけで今、帰りの新幹線です。明日は朝から三宮に眼鏡をとりに行って、そのまま滋賀に直行です。まだまだ気の抜けない週末は続きます・・・。

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高槻→新大阪→なんば 車に地下鉄に大阪三昧でした。

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高槻→新大阪→なんば 車に地下鉄に大阪三昧でした。

今日は午前中は事務所に出勤し、所員が次々に持ってくる図面のチェック・・・。
それが終わると駆け足で事務所を出発し、車で高槻に向けて移動。

随分余裕を持って出たはずなのに三宮のあたりで事故による大渋滞。
電話で遅れることを連絡し、少々遅刻して到着。

打合せが終了するとすぐさま、車で新大阪まで移動。そこからまた
打ち合わせ。でもって、そこに車をおいたまま、今度は地下鉄で
なんばまで移動。(時間的に最も混む時間帯かつ元から混む道路
ばかりだったので)そこで本日最終打合せ・・・。

やっと終わってまた地下鉄で新大阪まで戻って駐車場についてホッと
一息、そこからマイペースで家まで運転して帰って来ました。

我ながらギリギリのスケジューリングでした。

明日は明日で昼から広島に移動して今月では唯一の講演です。

しかも明後日は滋賀で打合せ・・・。なかなかハードな週末になりそうです。
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高性能住宅の猛者たちが行き着く先が同じ方向になってきた。

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高性能住宅の猛者たちが行き着く先が同じ方向になってきた。

なんだか最近熱環境の話しばかりですが、基本的にその日に思いついた
ことを書くだけなのでご容赦を・・・。

つい最近、東京大学の坂本教授の講演会があったようですが、その講演でも
一般の家庭用エアコンを利用して全館に回して冷暖房するシステムが紹介された
そうです。

坂本教授といえば、言わずとしれた熱環境業界ではトップの先生。
日本の省エネ基準を作る際にも最も大きな影響力を持つといっても
過言ではないでしょう。その先生までもそういうことを言い出したのを見ると
本当に日本中で私が注目しているような人たちはほとんどの方がこの方向性
に行っているように思います。

名古屋のMさん、新潟のOさん、そして新住協でもこの方向性を探っているという
のを聞いたことがあります。

皆さんなんとも思わないかもしれませんが、日本のエアコンは本当にものすごい
性能なんです。しかも大量に数が出るため、超高性能なのに、異常に安い!
しかも冷暖房、除湿の全てに対応できる唯一の機械でもあります。

そうすると、この機械をどうやって使うのか?この方向にいきつくのはロジカル
シンキングができる人であればある種当たり前なんでしょう。

もちろん、これを実現するには高断熱高気密、夏冬の上手な日射制御が必須と
なりますが、そんなことは当たり前。これからこの方向性が進んでいくと床暖房
というものがなくなっていくのではないか?そう思っています。
それと同時に効果で複雑なだけで効果が薄いような冷暖房システムも駆逐されていく
のではないかと思います。

当社もそうですが、引っ越す前が戸建て住宅であれば、引っ越す前より安い
光熱費で家全体を暖かくすることができます。そしてそれを実現するのにかかる
イニシャルコストも非常に安い・・・。今から5年くらいでこういったやり方が爆発的に
普及し、「日本の家は寒い」という常識が常識でなくなる日が近づいているのかもしれません。
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家訓

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家訓

私が育った実家には特にこれといった家訓というものはありませんでした。
また、今現在世帯主となっていますが、松尾家に家訓というものはこれまで
ありませんでした。

しかし、ひとつくらいあってもいいかなとふと思いました。

そのきっかけになったのがだいぶん前にテレビか雑誌で見た面白い家訓
特集でした。

その中に「火を絶やしてはならない」という家訓をもつ家が登場していました。
この家ではろうそくだったと思うのですが、いついかなる時もずっと誰かが
消えることなく管理しておかなくてはならないというものでした。それは結構大変な
ことで、旅行に行くにも誰かが残らねばならず、日常生活にもかなりの支障をきたして
いるようでしたが、それでも忠実に守り続けておられたのが強烈に印象に残っています。

そこで、私が思ったのが、いかにも私らしいのですが、「暖を絶やしてはならない」
というものです。

ここ数日のブログにも書いてきましたが、冬場の引渡しの瞬間はどんな家でも
かなり寒いものです。人が住んでいないから内部発熱もなく、シャッター等があれば
閉められていることも多いので当然といえば、当然です。しかも住み始めても
最初の2日間くらいは壁、床、天井を暖めるのに時間がかかります。

しかし、いったん壁、床、天井まで芯から温まってしまえばしめたものです。
あとは、人間や、電化製品、そしてなにより日射だけでもかなり温まります。
夜だけはどうしても熱を足してやらなければなりませんが、その熱も深夜電力
かつヒートポンプで足してやれば格安で済みます。もちろん朝起きたら十分に
暖かいので起きるのも苦になりません。

旅行などに出かける際も、長期でないのであれば、若干温度を下げても
いいですが、タイマー制御等で家を冷やし切らないことは今なら可能です。

暖かさが健康と直結していることはもはや厳然たる事実です。
そして、人は暖かいところに集まる習性があります。
寒い家ではこたつ、もしくはファンヒーター等のまわりに家族が集まることは
誰もが知っていますし、私が設計したたくさんの暖かい家は子供でも「暖かい」
ということで溜まり場になっています。

人が集うところというのは運気がいいということもなくはないでしょう。
そう考えると、「暖を絶やしてはならない」というのは一見単純に見えながらも
実は非常に深い家訓となっても恥ずかしくない言葉のように思えます。
皆さんはどう思われますか?
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住まいの満足度が高ければ腰痛、肩こりが少なく、健康度が高いという結果

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住まいの満足度が高ければ腰痛、肩こりが少なく、健康度が高いという結果

毎週月曜日に届くメルマガ「南雄三通信」に非常に興味のある記事が書かれていました。
南先生がつい最近開かれた「健康維持増進住宅研究会シンポジウム」のまとめを書いて
くださっています。

その中でも特に目を引いたのが下記の記事です。

●シンポで注目を集めたのが田辺新一先生の「住宅満足度がストレスと腰痛/肩こ
りに与える影響」と伊香賀俊治先生の「健康コミュニティチェックリストの開発」
の二つ。
●田辺先生の肩こりの調査は、日本人が抱える症状の中で一位が肩こりで、二位
が腰痛であることから、肩こりと腰痛が多いことの因果を調べたものです。女性
を対象に5000人のWeb調査を実施し、共分散構造分析というむずかしい手法で分析
した結果で出てきた答えは・・「肩こり・腰痛は居住環境、生活行動、ストレス
と深く関係している」ことでした。
 そして「住まいの満足度が高い」人は「家事の楽しみ度」が高く、その結果
「ストレスや疲労感」が少なく、「慢性腰痛・肩こり」が少ない・・という相関
が明らかになりました。
 
 更に調査に加えてCASBEE健康チェックリストもしたところ、チェックリストの
スコアが高い人→「住まいの満足度」が高く→「ストレス度」が低く→「健康度」
が高いという結果になりました。
つまり住宅満足度の高い家に暮らすことで家事の楽しみが増え、ストレスが軽減
され、肩こり・腰痛が防げる・・といいこと。そしてCASBEE健康チェックリスト
の点数が高い家は住宅満足度が高いということ・・。

●さて、伊香賀先生は「コミュニティの健康影響度」を把握するため4000人規模
のWeb調査を実施しました。この調査では健康コミュニティチェックリストを開発
しており、その項目の中にCASBEE健康チェックリストが含まれています。
 結果はこれまた恐ろしいもので・・チェックリストの点数が高いほど疾病・症
状なしの割合が高いという結果になりました。また肩こり、腰痛、関節の痛み、
風邪についても点数が高いほど低減しました。

住宅と健康に関する論文では岩前先生が有名でしたが、これらもやはり同様の
結論が示されています。

先日も引き渡した施主様宅を伺った際「こんなに暖かい家に暮らしてたら体が
悪くなるんじゃないか」的なことを言われましたが、岩前先生の論文が出たあとは
ずいぶん返答が楽になりました。今回の論文もそれをさらに後押ししてくれる結果で
なによりです。




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性能良くて笑う家、性能悪くて悲しむ家

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性能良くて笑う家、性能悪くて悲しむ家

今日は須磨区H邸の引渡しでした。
初めてお会いしてから2年かかりましたが、「本当に思い通りの家が建って良かった」
と最高の褒め言葉をいただきました。この御施主様10年前に自宅を研究に研究を
重ねて大工さんを直接指導し、C値0.35という当時の関西では最高レベルの気密性能
に加え、熱交換換気システム+全館空調システムを導入され、3層吹き抜けであるにも
関わらず上下温度差1℃以内で10年にわたし、冬場21度を維持しながら過ごされてきた
超がつく断熱マニアな御施主様です。一般の方が入手可能な断熱住宅に関する本や
雑誌はほとんど持っておられ、それらには入念に線引き及び付箋が貼られていました。
プロの建築士でもHさんの断熱知識を超えている方は1000人に一人いるかいないかという
レベルの方です。そんなHさんだからこそ、お褒めの言葉をいただけたのはなによりでした。
大変なこともいろいろありましたが、担当の今瀧、監督の北野さんともども本当によく
やってくれたと思います。この現場が成し遂げられたということは二人にとって大きな
財産となることでしょう。

 昼からは一年ぶりに大久保のS邸にお伺いしました。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.200851349974196.49532.178046555588009&type=3

この住宅、前から施主様の話を聞いていて理解できないところが何点かありました。
「真冬でも無暖房で室温が26℃を記録したことがある」とおっしゃるのです。
この家は大幅に断熱性を向上させる前の仕様なので断熱性は次世代より1割ほど
良い程度です。

いかに太陽を重視した設計とはいえ、今までの経験からするとあまりにも高い温度
なので理解ができていませんでした。しかし、今日訪問することですぐに理由が
分かりました。この家は1階が半分インナーガレージのようになっており、1階面積が
今まで当社が建てた住宅の中でも最も小さい反面、南には広大な海が広がるので
南面の窓は5.5m×2.4mと13㎡もの巨大な窓を確保しています。もちろん庇は
きちんととっています。これだけ1階の室容積が少なく、窓が大きいと空間に対して
日射取得量が異常に大きいわけです。悪い言葉でいうとオーバーヒートといっても
いいかもしれませんが、もちろん迷惑するような温度ではありません。
今日は夕方4時頃にお伺いしたんですが、リビングの北の壁でも23℃、
日が当たっている床は30℃もありました。でもって室温は23℃くらいです。
ちなみに外気温は8℃でした。

窓が大きく、ハニカム構造ブラインド等はつけてないので夜間の温度の落ち込みは
大きいようですが、それでも下がり始める温度が高いので深夜電力が安くなり始める
11時まで晴れていれば無暖房でいけるそうです。でもって11時から3時間だけ
床下暖房しておけばそれでずっと暖かい・・・。しかも太陽光発電は4kwを補助金を
もらえるだけもらって実質120万円で載せているので7年ほどで減価償却できる計算。8年目からは
年に16万もの儲けがでます。まさに笑いが止まらない状態です。もちろんそれを見ている
私の笑いも止まりませんが・・・。

次はその逆のパターン。昨日の見学会に、15ねんぶりくらいにあう友人が来たんですが
つい最近フェイスブックで再開しました。昨年家を建てたそうですが、あまりにも寒く、なんとか
ならないかと糸口を探しにわざわざ岡山から見学会に来ました。岡山市内なので外気温は
明石とさほど変わらないと思いますが、朝のリビングの室温は7℃とのこと!

20年前に住宅メーカーで建てた私の実家でも10℃はあります。
しかも友人は業者さんに「暖かい家にして欲しい」と頼んでいたとのこと
こういう事例本当に至るところで聞かれます。車がリッター何キロというのを
同じ土俵で表記するような制度さえ確立されていれば、こんな業者にだまされる
ことはないのですが、今の状態ではこういうクライアントが後を絶たないのも仕方が
ありません。なんせ当の業者ですら自分の作っている住宅がどの程度の性能なのか
わかっていないわけですから・・・。

こういうときに、暖房負荷の値の表示が義務付けられていれば、購入者は一発で
見ぬくことができるわけです。

彼も、昨日の見学会であまりにもの性能の差に驚愕し、多少お金をかけてもぜひ改善したい
とのことだったので、できる限りの協力はするつもりです。

しかし、こういう人を減らしたい!それは心の底から思います。

私が建もの燃費ナビを一生懸命開発したのもまさにこういう思いからでした。
http://www.cpu-net.co.jp/product/tatemononenpinavi.html

このブログを読んでいる実務者の皆さんはもちろんですが、その回りにも共通の土俵で
性能を評価するよう広めていただくことが今回のような被害者を防ぐことにつながります。
ご協力よろしくおねがいします!
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