兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。

約2ヶ月に及ぶ講演ラッシュが今日で終わります。

約2ヶ月に及ぶ講演ラッシュが今日で終わります。

昨日朝6時に家を出て山形県の東北芸術工科大学で1泊2日の第11回省エネ建築診断士
セミナーを開催しています。今日は2日目ですが、今日帰宅する予定です。

何度も書いてきましたが、10月4日に始まった講演ラッシュから約2ヶ月・・・
ヨーロッパ視察ツアーを含む南は熊本、北は札幌まで本当に全国を講演してまわりました。
始まる前からさすがにこれだけ詰まっていると体調を壊さずにやりきれるかどうか
実務がまわるのかどうかと若干の不安がありました。

所員や、一部のお客様にはご迷惑をおかけすることもありましたが、なんとか乗り切ることが
できました。とにかく今は「ほっとした」というのと充実感でいっぱいです。

この2ヶ月で感じたことは10年ほど会社をやってきた中で社員が比較的育ってきた
ということでした。私が遠方に行っていない状態でも業務がまわるようになってきました。
もちろん、完全ではない部分もありますが、数年前であれば考えられませんでした。

実はこれから事務所が手狭になったので同じフロアの別室を追加で借りることが決まっています。
新しく借りる部屋を打合せ専用ブースにする予定ですが、これができたら、定期的に
一般のお客様向けの勉強会を各所員にやらせようと思っています。

人前で話すということはものすごく勉強しておかければなりませんし、雰囲気に慣れる必要も
あります。普段は皆デスクワークが中心ですが、ひとりひとりのやれる範囲を広げ、そこに
やりがいや充実感を感じるようにしてあげることも重要なことだと思っています。

12月以降も講演がないわけではありません。それどころか1月、2月はすでに結構な数の
依頼が来ています。それでもこれまでの2ヶ月のことを思えばどうというほどの量ではありません。
12月は今まで事務所にいる時間が少なかった分を取り戻すべく頑張ろうと思っています。

最後になりますが、この2ヶ月間様々な講演会場を手配、運営してくださった関係者
松尾設計室の所員、対応が遅れがちなったり様々なご迷惑をおかけしたお客様といった
皆さんに感謝したいと思います。本当にいろんな方面から支えていただきありがとうございました!


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水道をひかない住宅をつくります!

水道をひかない住宅をつくります!

今日は朝から姫路のI歯科併用住宅の地鎮祭を行いました。

行ってみると非常に珍しい仏式の地鎮祭でした。今まで3回くらい
経験がありますが、今回は日蓮宗でわざわざ大阪から2人もお坊さんが
来てくださっていました。

非常に寒い日だったのですが1時間もかけて2人のお坊さんがものすごい
大きな声でハモりながらのお今日は本当に荘厳かつお見事でした。
今まで130回位は地鎮祭に参加していると思いますが、その中で最も
荘厳であったと断言できる地鎮祭でした。非常に寒い中ではありましたが
心身ともに浄められた気がします。

その後は兵庫県の北部である神河町まで移動、山のほとりにある小川沿い
に建てる別荘のような住宅の配置確認に立ち会いました。かなり敷地が
広いので現地で縄をはって確認していただかないと、位置が決まらないのです。

この土地ですが、本当にそこで夏のキャンプをするような気持ちのよいところで
今まで電気、ガス、水道の全てが通っていませんでした。

今回の新築にあたり、電気はなんとか引っ張ってこれました。汚水は浄化槽を
設置することでクリア、水道は引き込みに200万かかると言われたので、井戸で
対応します。太陽光は大量に載せますが、バッテリーは載せません。

今まで建てた家の中では一番、ライフラインから隔離された家になると思います。
もちろん完全なるオフグリッドには程遠いですが、現場も井戸が出るまで水を確保
するのも一苦労という状況です。苦労も多いと思いますが、できた暁には
毎日が別荘くらしのような生活が待っていると思います。今から完成が楽しみです。

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寒くなると風邪をひくわけ

寒くなると風邪をひくわけ

今日は広島で講演でした。最近広島には毎週のように行っていたのでものすごく
親近感がわきました。しかし、これで最後です。次広島に行くのは何年かあとかも
しれません。また、今日で今年頼まれている福井コンピュータさんからの講演依頼は
一旦終了です!!あとは週末の山形での省エネ建築診断士講習までラストスパート
です。

余談ですが、今日はものすごい偶然がありました。姫路で新幹線を乗り継いで
広島まで行ったんですが、スマホで適当に予約した指定席が1本目も2本目も
まったく同じ7号車4A席となっていておどろきました。単純計算ですが
のぞみの指定席禁煙車両は10両あります。また1車両100人なので
1/1000の確率です。何のご利益もありませんが、おどろきました。

今日はそんな新幹線の往復の中で2日ほど前、日経新聞に広告が出ていた
「病気と健康の法則」というドイツ人医師が書いた本を読みきりました。
医師でありながら、ホメオパスの専門家でもあるので、統合的な考え方が
面白い内容でした。

その本の前半に書いてあることが「我が意を得たり!」だったので紹介します。

「冬になって寒くなると、人間の体は熱を産生するために多くのエネルギーを使う
ようになります。その結果、免疫システムが使えるエネルギーが少なくなり、
免疫系がうまく機能しなくなるのです。そんな免疫システムの間隙をついて、
ウイルスや細菌がまんまと体内に侵入します。これが、寒くなると風邪をひきやすく
なる最大の原因です」

と書かれていました。風邪についてかかれているわけですが、その前に
「免疫系がうまく機能しなくなる」と書かれています。これこそが、
「冷えは万病の元」と言われる所以だと思います。

独特の論調も多いですが、すぐに薬に頼ってしまう方なんかは特に読んでおくと
いい内容がいろいろと書いてありました。興味のある方は読んで見てください。

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日本海側の住宅の南窓は小さいほうが良いのか?

日本海側の住宅の南窓は小さいほうが良いのか?

今日はパッシブハウスジャパン関連の有志5名が新大阪で
打合せをしました。私と森みわさんも含みます。

月末の山形省エネ建築診断士関連の打合せが中心でした。
次の省エネ建築診断士からは「建もの燃費ナビ」の実践的な
使い方を展開していくのでその内容が中心でした。

その中で様々な条件を変えて、いろいろと結果がどうなるのかを
シミュレーションしてみました。

まずは今の日本では定番サッシであるYKKAPのAPW330です
カタログではU値(熱貫流率)が2.33以下となっていますが、
国のモデルプランに使われている窓は1.7から2.1くらいまでの
ばらつきで収まっており、平均値は1.9という感じでした。

そこでしりたくなったのが南面の窓の大きさについてです。
東京だろうが福島だろうが太平洋側はたいていの場合南面の窓が
大きいほうが暖房期間内での暖房負荷は小さくなることは常識です。

ただ、昔から思っていたのが「冬の間ほとんど曇っている日本海側
では一概にこの法則は通用しないだろう・・・。じゃあ、どの程度
以下にU値が下がれば日本海側でも堂々と「南の窓も大きくしたほうが
いいですよ!」といえるのか」という疑問でした。

前々からシミュレーションしてみようと思いながら、する機会
なく今まできました。

一口に日本海側といっても秋田のようにきわめて寒いところもあれば
新潟や鳥取くらいのところもあります。また、同じ熱貫流率でも
ガラスの日射取得率によって結果はことなります。

今回はまずは新潟でAPW330の断熱LOW-E仕様で検証してみました。
平均U値は1.9くらいです。そうするとこのあたりが、新潟で
南面を大きくしたとしたら±0となるボーダーラインという結果でした。
これより悪いサッシの場合は南面といえども小さくしたほうが良さそうです。
また、新潟の場合、大きくしようが小さくしようがあまり差がない
という結果になると思われます。

次にこれを秋田でやってみるとAPW330くらいの性能では南の窓を
大きくすることはロスの方がかなり大きくなってしまう結果が出ました。

しかしながら、どちらの地においても曇っていたとしても昼間は
ロスよりもゲインの方が大きいということはわかりました。問題は
単純に逃げるだけの夜です。しかし、この夜においてもハニカム構造
ブラインドやシャッター等をうまく組み合わせれば新潟においては
「南を大きくしたほうがいいです」ということになります。

秋田においては詳細に検討してないですがもしかしたら±0くらいまで
もっていけるかもしれません。このような視点から窓の性能を追うことも
大きな意味があると思います

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ビジネスクラスの本当のコストアップ分はは15000円?

ビジネスクラスの本当のコストアップ分はは15000円?

今日は朝一番で娘を保育園に送ったその足で西明石から新幹線に乗りました。広島で乗り換え、博多でもまた乗り換え熊本までやって来ました。新幹線を2回乗り換えたのは初めての経験かもしれません。そこからさらに車で30分走ったところが今日の講演会場であるグランメッセ熊本でした。熊本は駅が中心街から外れているのと、皆さん車が止められないと来てもらいにくいということで、珍しく会場が駅から離れていました。しかし、私が大学生の頃は博多が終点だったのに、今では鹿児島までいけるのは九州に住んでいた人間としてはかなり驚かされるところです。
 今日の話題は飛行機のビジネスクラスの価格です。ここ数年出張がかなり多かったこともあり、気づけばANAのマイレージが12000ポイントを超えました。たまったマイレージを使ったことがないのですが、コインというものに交換することもできます。その場合航空券購入時に15000円として使うことができます。これを見た瞬間「たったそれだけか!?」と思ったのでもう少し良く見ると、片道ですが「エコノミークラスをビジネスクラスに変更できる」という使い方もできるようです。これを見た瞬間に「これってものすごい差額じゃないのか?」と気が付きました。気が付くと調べずにはおれないタイプなので調べてみました。とりあえず、ネットで「海外 格安航空券」と検索して出てくるサイトで調べました。先日行ったのが成田→シャルル・ド・ゴールだったので同じルート
です。ここで気がついたのが乗り継ぎがあるかどうか?どこの空港会社を選ぶかで強烈に価格が違うということです。最も安いのはロシアの航空会社で乗り継ぎ有りの場合でなんとエコノミークラスなら片道3万円!!これにはおどろきました。直行で一番安いのもこれまたロシアの航空会社で69000円、先日乗ったエールフランスになると217500円になり、JAL、ANAのような日本の会社は横並びで38万円と出ました。やっぱり日本の航空会社は高品質の代わりに高いということですね。この価格差なら先日の荷物のロストも耐えられそうな気がしました。
 次にビジネスクラスで乗継ありを調べました。その最安が中国の航空会社で29万円。
この価格で13時間近くをビジネスクラスでいけるのであれば、「あり」かと思いました。
最後に夢の直行便でビジネスクラスですが、最安はエールフランスの53万円、ANAなら71万円でした・・・・。
 ここで、ANAのビジネスクラスとエコノミークラスの差額は71-38=33万円です!!これだけの金額差があるからこそ、ほとんどの方が狭くておしりが痛いのを我慢してエコノミーに乗るわけです。しかし、前から思っていましたが、食事のレベル差など原価で計算すれば1万円もないはずです。仮に座席を2席分とったとしても重量は1.5倍にもなりません。どう考えても「ブランド価値が乗りまくったブランド価格だ!」と思っていましたが、今回のマイレージで革新しました。33万円の差額と15000円がANAさんは「同じ価値だ」と言ってくださっているわけです。であるならば、この12000ポイントはまた遠くに行く時に片道分だけクラス変更に使わせてもらうことにしようと思います。しかしながら、いつも思うのですが、食事のレベルもそのままでいいのでシートの前後幅をもう10cmでもいいので広くしてほしい・・・。それで数万円あがっても大多数の人は支持すると思うのですが・・・

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一人の人間が東京中のホテルを満室にできるんですね。

一人の人間が東京中のホテルを満室にできるんですね。

ちょっと更新が空いてしまいました。あまりにも慌ただしく睡眠時間を確保
するだけで一杯の数日でした。

木曜の夕方から東京に旅だちました。夕方から某セミナーマネジメント会社の方と
打合せ。こんな会社があることを知りませんでしたが、先方から連絡を頂いたので
お会いしました。ここからまた講演が増えそうな気がします。

これが終わると関東でいつも仲良くしてもらっている桝屋さんや及川社長達と
懇親会!これがいつもながら楽しかったわけですが、終わると3時半!!

ここからホテルに戻ったのですが、これを取るのが大変でした。
月曜の時点で楽天トラベルのホームページを見るとなぜか
都内のホテルはカプセルホテル以外まったく空いていないのです・・・。
辛うじて一件だけ鶯谷というところに普通のホテルを見つけましたが、
普段なら6000円くらいであろうホテルが13000円!!

いったいなにがあったのかといろんな人と話しているとわかりました。
ポール・マッカートニーのコンサートがあったんです!!
たった一人の人間が都内のホテルを全て埋めるような芸当ができるんです。
さすがビートルズ!!

翌朝は眠い目をこすりながら、YKKAPさんから依頼されている講演を
森みわさんと一緒にこなしました。YKKAPさんには営業の方が約1500人
いるそうですが、その中の精鋭100名をまず集めて、窓の重要性を
含めた省エネ住宅に関する知識全般に関する講演を行いました。
IMG_20131122_132647.jpg

皆さん非常に熱心に聞いてくださったので、非常にやりがいのある講演会でした。
この100人が窓の重要性を理解するということはものすごく大きな影響があると思います。
来年から日本の窓がかなり高性能化していくと思いますが、せっかく出てくる高性能
商品も販売する方がたが分かっていなければ普及させることはできません。
全てのメーカーがこういうことにしっかり取り組んでいく必要があると思いました。

講演後は役員の方と一緒に食事をし、8時半の新幹線で神戸まで帰宅しました。
昨日土曜日は朝から久々に滋賀県のエコ村に直行、久々にIs邸とI邸の2件に
お伺いして楽しい時間を過ごすことができました。

でもって今日は朝から家族で紅葉狩りをかねて、布引の滝に登ってきましたが
私だけお別れして今から尼崎で教会の上棟式に参加します。

明日は熊本、火曜大阪、水曜広島、金土山形というハードスケジュールですが
ここまで終わればこの2ヶ月の激務が一段落します。もうちょっとです!!

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ハイブリッドカーじゃないほうが省エネになる人がいます。

ハイブリッドカーじゃないほうが省エネになる人がいます。

今、車好きの間では話題沸騰中の新型のマツダアクセラの開発責任者の
コメントを読んでいたら、「まさにそのとおり!」と思えるコメントがあったので
紹介します。

アクセラはハイブリッド、普通のガソリンエンジン、ディーゼルの3通りが
全て1車種に設定されている日本で初めての車です。

この車において
「ハイブリッドカーを選択する意味があるのは少なくとも年間1万キロ以上走る人
かつ通算走行距離が8万キロは超えないと燃料費でハイブリッドの差額を取る
もしくは、電池の製造等にかかったエネルギー分の省エネ等に貢献しない」
というものです。

実はこれとほぼおなじことを以前GTRを設計した水野さんもおっしゃっていました。
水野さんは8万キロのくだりは言っていませんでしたが、年間1万キロというのは同じ
だったと思います

今最も売れている車はホンダのフィットで、2位、3位はどっちが上か忘れましたが
アクアとフィットです。フィットはハイブリッドか否かを選ぶことができますが
あとの2台はハイブリッドしかありません。

上の条件にはいってないのにハイブリッドカーを買ってませんか?
こういうことはカタログ、もしくは末端で営業している営業マンがきちんと伝えるのが
本筋だと思います。本当に売れる営業マンはこういうことをきちんと伝えて
「お客様の条件なら他の車を選ばれたほうがいいですよ」
と言える営業マンだと思います。一見遠回りに見えて
「この真実を言っている」という信頼を得られるので結局は
近道であると思います。

私は今までプリウスを2台乗り継ぎ、今はダウンサイジングターボのゴルフに乗っています。
ドイツでは半分以上がディーゼルになっていますが、日本に入って来るドイツ車はまだ
ディーゼルの設定はごくわずかです。ゴルフもディーゼルが入ってくればプリウスに
匹敵するくらい燃料費を安くできると思いますが、ハイオクである限り惨敗です・・・。

車も住宅も正しい買い物をするのは難しいようです。

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松山講演で飛行機往復日帰りしてきました!

松山講演で飛行機往復日帰りしてきました!

今日は愛媛県松山市にて講演を依頼されたので行ってきました。
覚えている限り松山に行くのは人生初です。

朝6時に家を出て、7時半の飛行機で松山に飛びました。
1時間弱のフライトですが、意外な発見がありました。瀬戸内海の上空を飛び続けると
いう初めての経験だったわけですが、小島や橋が多く、見ていて非常に美しいのです。
海外を含めていろんなところを飛びましたが、上空からの景色がここまで綺麗な
ルートは他に見たことがないと感じました。

飛行場についても独特でした。まず飛行場のすぐ近くまで戸建住宅が密集しているのです。
たいていどこの飛行場も騒音の関係から戸建住宅はあまりないものですが、松山には
たくさんあって驚かされました。さらに極めつけは空港の真横にコンビナートのような
巨大工場が隣接していることです。こんな光景は他の飛行場では見たことがありません。

日本は京都、沖縄、東京、北海道以外は特殊な観光地等を除けばほとんど街並みが同じで
面白さを感じにくいですが、少なくとも空港周りには個性を感じたので面白かったです

今日は朝からPHJの会員工務店さんで、会員さんの中でも超高断熱、高気密を現実的な
コストで実現する達人でもあるアーキテクト工房PUREの高岡社長にいろいろと連れて行って
いただきました。

まずは午前中は最近建てられたパッシブハウスの新社屋。デザイン、性能のバランスが極めて
高いオフィスであるだけでなく、風光明媚な立地条件も含めて羨ましい会社でした。
ほぼ間違いなく日本で最も高性能な社屋であると言えるでしょう。
それにプラスして施工中の現場も見せていただくことができました。
本当にレベルの高い断熱仕様、及び施工レベルを実現しており、頭がさがりました。

昼からはいつものごとく講演したわけですが、松山というそれほど大きくない街に
おいて80名もの方が隣県も含めていらっしゃいました。これだけでも驚いたのですが
それ以上に驚いたのが質疑が合計1時間近く続いたということです。

今まで100回近い講演をこなしていると思いますが、日本人でここまで質問が
熱心だったのは松山が初めてです。というのも特に一人の断熱に元から熱心な女性建築士、
二人の「今ちょうど自宅を施工し始めたばかりで、ものすごく衝撃を受けました」
という女性建築士の合計3名が、特に熱心に質問をしてこられたからです。

松山は温暖な地域ですが、断熱等に関してここまで熱心な地域だとは思いませんでした。

これが終わると、「千と千尋の神隠し」のモデルになった道後温泉に連れて行っていただきました。
100年を超える木造銭湯は映画のモデルになるだけあって、なんともいえないいい雰囲気を
醸し出していました。

これが終わると松山空港まで移動・・・。
何のご縁か愛媛のお医者様で私のブログをいつも熱心に読んでくださっている
という高岡社長のところのクライアントさんが「どうしてもお会いしたい」
ということで、出発前の小一時間ほどいろいろ断熱等に関して質問に答えさせて
いただきました。

どこの地域にいってもこういう一般の方はいらっしゃいますが、非常に頭がいい上に
真剣であるがゆえにものすごく熱心に情報収集をされています。正直いいまして、
大半の工務店さんの断熱、省エネ知識を上回っているのでこういう方々は口をそろえて
「うちのエリアでは私の質問に答えられる工務店がないんですよ・・・」的に
苦笑されることが多いのです。

幸い松山には高岡社長という猛者がいるのでラッキーですが、こういった猛者が
いない地域もやはりあります。自分のエリアにこういう業者さんがいるかいないかは
良い住宅を建てるときに最も重要なファクターになってくると思います。






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人生で最大のチャンスを逃してしまいました!?

人生で最大のチャンスを逃してしまいました!?

実は11月4日はフェイスブック等ではいろんな方に紹介されていましたが
恐らく世界中の環境関連の方がNO1と認める環境の世界では圧倒的な第一人者
であるエイモリ・ロビンス博士が来日していました。

博士の著書は以前にも紹介させていただきました。必読の書です!!
http://matsuosekkei.blog85.fc2.com/blog-entry-2193.html

来日するだけでも凄いことなんですが、なんと私が設計させていただいた
日本で始めてのスイスの最高省エネ基準であるミネルギーPエコ基準で
設計したI邸を見学に来てくださっていたのです。Iさんと博士は以前からの
つきあいがあった上に、画期的なプロジェクトということも相まって見に来て
くださったようなのですが、実は以前から「来るかもしれない」とは聞いていました。

しかしながら、それよりもだいぶん前からフランスに行くことが決定していたので
どうしてもバッティングしてしまい、お会いすることが叶いませんでした。

しかしよく考えてみたらこれが最後というわけでもなんでもありません。
家族旅行、もしくは仲間を集めていつか必ずアメリカのロッキーマウンテン研究所
におとずれてみようと思いました。
http://www.pdsi.co.jp/06R&P/01Research_colorado.html

海外旅行にはよく行っていますが、ただの観光旅行よりも現地に知人、それも
尊敬する人や親しい人と会える旅行ほど楽しく勉強になることはありません。
こういうときに感じるワクワク感のために生きているといっても過言ではないと思います。

ということでまたひとつ行きたいところが増えました。

こう見えてハワイを含むアメリカ合衆国には未だ一歩も足を踏み入れたことが
ありません。この夢の実現はいったいいつになることやら・・・。
参加希望者はご連絡ください!?







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「家が寒けりゃ厚着すりゃいいじゃん」に対して思うこと

「家が寒けりゃ厚着すりゃいいじゃん」に対して思うこと

だんだん温度が下がってきました。冬になると「温かい家が欲しい」
夏になると「涼しい家が欲しい」というのは極一般的な欲求です。

そこでそういう家を提供しているのですが、断熱嫌いの工務店さん達の
最後の決め台詞のひとつに「家が寒けりゃ厚着すりゃいいじゃん」
というものがあります。

これに対する最も適切な反論は
「冷たい空気を吸い続けると肺そのものの抵抗力が落ちる」
「冷たい空気を吸い続けると心室細動が起こりやすく突然死する可能性が高くなる」
という2つが鉄板です。

しかし、今日風呂あがりにふと思いついたことがあります。
今、私はパジャマの上に1枚上着を来て靴下を1枚だけ履いている状態です。
これでまったく寒くありません。無暖房ですが室温は22.5℃あります。

寒い家に住んでいたころを思い出すと、辛さを感じるのは
・夜の居間での団欒時→ソファーは寒いので結局横の和室のコタツに行くか
 ソファーの上で毛布等をかぶる
・子供部屋で勉強しているとき→足温器かファンヒーターか自分だけに
 向けた電気ストーブがなければ寒くて勉強にならない
・風呂あがりも早く寝るか、コタツに入るか、かなり厚着をするか
 しないと湯冷めしてしまう。
・朝起きるのが辛い。またダイニングテーブルで食事を摂るのも寒い
・最後に玄関を開けて出かける瞬間も覚悟がいる

ざっと考えてこんなところです。

「厚着すりゃいいじゃん」と簡単にいいますが
風呂あがり、もしくは起床後かつ朝食前にズボンと上着を何重に重ねるのか
は知りませんが、一番冷える足元を靴下2枚以上履かなければならないのって
おかしくないでしょうか?

さらに家の中で手袋をする人は普通はいませんから、足の次に冷えやすい手に
関してはずっと冷えっぱなしです。これは顔に関しても同様です。

日常生活というのは誰しもバタバタしているもので、そんな中で毎朝、毎晩
これだけの衣服を着たり脱いだりしなければならないのってどうなんでしょう?

更にいうと、4人家族であればその服を毎日とは言わずとも一定期間ごとに
洗濯しなければならないわけです。

一般的にいうと「断熱嫌いの工務店」というのは男性の実務者に多い傾向に
あります。男性は女性よりも筋肉の量が多く、体温も高い方が多いので
平均的には女性よりも「暑がり」もしくは「寒さに強い」方が多いことに起因すると
考えています。しかし、自分の温感がすべての人の温感だと思い込み「寒がり」
の人に「寒い家」を提供することは非常に罪深いことです。

そう考えると「パジャマに上着を羽織って、靴下一枚」くらいで快適にいられる
住宅というのはひとつの目安かもしれません。


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