兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。
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プラグインハイブリッドを知りたければこれ!!

プラグインハイブリッドを知りたければこれ!!

昨日発売のモーターファンイラストレーテッド
が「プラグインはクルマを変えるか?」という特集号でした。
http://motorfan-i.com/mfi/

最近何度か「これからはPHEVの時代がしばらく続く」
と書いてきましたが、それを裏付ける記事がたくさん書かれていました。

でも知らないことが多く、本当に勉強になりました。
特に勉強になった。もしくは知っておいていただきたいことだけを抜粋
してまとめておきたいと思います。

・EVが増えても必ずしもCO2が削減するとは限らない。発電所の電源
 構成によってCO2排出量が大きく左右される。石炭火力だけの電気が
 あると仮定すれば、ガソリン車と変わらない。石油火力の場合でもハイブ
 リッド車よりも多くなってしまう。(今現在はおおよそガス4割、石炭3
 割、石油2割で、CO2排出量はガス<石油<石炭という順)ヨーロッパのよ
 うに自然エネルギー比率が高くなってこそEVの本領が発揮できる。

・日本の現状ではディーゼル車よりEVのほうが走行1km当たりCO2は増え
 る

・財務省はクルマの電動化に否定的、理由はガソリン税という国税収入が
 減るから・・・。地方税である経由葉需要が減っても構わないがガソリン
 代替は許さないというスタンスを取っている(なんとも小さな考え
 方・・・こういうの聞くとホントに情けなくなります)

・三菱アウトランダーPHEVを買った人の14%が自宅で全く充電していない
(会社や近所のディーラーで充電できれば、充電施設がない集合住宅でも購入できるということが実証されている)

・野外キャンプで家庭用電化製品が普通に使える。一般家庭なら災害時に
 エンジンによる発電も考慮すると10日分程度の非常用電源となる。
 (最新型のEVである日産リーフでも3日分が限界だったことを考えると凄い。太陽光がなくても稼働する非常用電源となって余りある)
下記のアウトランダーのサイトを見ると、好みのクルマではないが欲しくなってしまいました。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/outlander_phev/electricity/

車高が高いクルマは好きではないのですが、年末に発売されるプリウスのPHEVは非常用電源としての価値、新しいアウトドアの楽しみ方も含めてものすごく楽しめそうです!
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安藤忠雄さんの本から抜粋

安藤忠雄さんの本から抜粋
「スイス特有の厳しい省エネ基準が、南側開口部に設置するルーバー、西側のダブルスキンのファサード等、新たなデザインヴォキャブラリーを生み出すきっかけとなった」

こう書かれると格好良く聞こえますが、要するに
「スイスでは基準が厳しいからいつものようには建てられない」
ということを正直に書かれているのです。安藤さんの建物は断熱性は低いですが「僕の建てる家は寒いですよ!!」と真実を正直に語るとことは好感を持っています。(同様の断熱性能の建物も「省エネ」だと言う建築家が結構います・・・)

この外観写真だけを見ると今までの安藤建築とは全く異なるデザインであるということが建築関係者なら一目瞭然だと思います。
この建物はスイスのバーゼルに建っています。

バーゼルの冬の寒さはだいたい福島と同等くらいです。
安藤忠雄さんなのに窓はトリプルガラスの樹脂スペーサー仕様です!!
(スイスの基準を知っている私でも腰が抜けそうなくらい衝撃でした)

国がエネルギー安全保障、国民の幸福、CO2問題等をまじめに考えている
とこのような基準になります。

逆に日本は世界のイケイケドンドンの建築家が
「施工技術は高くて断熱、省エネ基準は低いパラダイスだから
 そこで見たことがないような空間を作って、賞とって凱旋する」
みたいな現象が起こっています。

そうして賞を取った建築家たちが「海外の有名な賞の受賞者」
ということでありがたがられてまた輸入されます・・・

今、世界で最も勢いがあると言ってもいいであろう建築家は
北京オリンピックの「鳥の巣」を設計したスイスの建築家
ヘルツォーグ&ド・ムーロンだと言っても反論はほとんどないと思います。

彼が来日した際、日本の建築物を見るたびに
「日本の建築家は卑怯だ」という発言を連発したそうです。
これは
「こんなに省エネ基準が緩かったらやりたい放題じゃないか!」
という意味が込められていると思われます。
こんなことで良いのだろうか・・・
今回のオリンピックスタジアム問題もこういうことに対して
少しは転換点になっているような気がしています。
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風力発電の第一人者である安田先生にお会いしました!

風力発電の第一人者である安田先生にお会いしました!

以前、安田先生の著作である
「日本の知らない風力発電の実力」
をブログで紹介しました。
http://matsuosekkei.blog85.fc2.com/blog-entry-2699.html

その安田先生が宝塚で講演されるということだったので
今日伺ってきました。

本の内容も素晴らしいのですが、講演も本当に面白く、ぐいぐい引き込まれました。
私も講演する人間なのでよく分かるのですが、専門分野が詳しいのは当たり前と
して「どうやったら人が興味を持って聞いてくれるのか」ということも相当勉強し
かつ実践し続けてきた人にしかできない講演をされていました。

今日の講演内容で特に興味深かったことをまとめました
( )内は私による補足です。

・現在世界中の風車が発電する電気は世界中の原発が発電する電気の4分の1まで来ている。
 ちなみに日本は72分の1であり世界の風力比率の1/18でしかない・・・
 (原発は新設が少なく、風力は爆発的に伸びているのでこの差は近い将来逆転すると思われる)

・世界合計での発電量は風力5対太陽光1
  に対して
 (日本合計では2012年度で風力2対太陽光3だった。今はもっと太陽光が増えていると思われる
  陸上風力発電の単価は太陽光発電の約半分なので算数ができる国では当然風力発電の比率が
  高くなっている・・・)

・ヨーロッパでは2014年の発電実績で風力発電が原発41基分を発電した。これに対して日本の
 風力発電は1基分にも満たない。
 (東日本大震災以前の日本では同時に動いている原発は約35基でした。)

最後の質問時間に
「再生可能エネルギーが増えると賦課金で電気代が高くなって日本が貧しくなるのではないでしょうか」
と質問された方がいました。

日本のメディアにおいてもほとんどがこの論調のように見受けられますが、次のように単純化して考えれば
よくわかると思います。

「今から40年間、電気代として月に1万円づつ払い続けることと、最初の10年間月に1万5千円ローンをはらって
 太陽光発電もしくは風力発電を購入し、10年でチャラになる。そこから先は機械が壊れるまでずっと電気代が
 無料になる。前者は1万円×12ヶ月×40年=480万円、後者は1.5万円×12ヶ月×10年=180万円
 になります」

実際にはこんなに単純な計算ではないです。しかし、おおまかにいうとこういう感じです。自然エネルギーを導入
しなければ、石炭代、ガス代、石油代という形でずっと海外にお金を払い続けなければなりません。しかし、自然
エネルギーを導入すれば、最初こそ生みの苦しみがありますが、ペイしたあとはきっちり便益が帰ってくるのです。
それがわかっているからこそ諸外国は自然エネルギー、その中でも現在最もコストが安い陸上風力から順に
導入されているだけのはなしです。CO2問題のような高尚な問題から入っているというわけではないのかもしれません。

今日の先生の話の中で一番おもしろかった一言
「科学の世界では10年前のことを話する人のことを考古学者といいます」
でも風力発電や、自然エネルギーに関しては日本のエネルギー関連の方々、メディアの方々の大半が
10年前のヨーロッパのことを今のように語っているように思います。日本のメディアは既得権益側の
圧力に屈してわざと古い情報ばかり流しているのか?それとも本当に知らないだけなのか?
改めてそこが気にかかった次第です。

最後に、先生にはいろいろ質問させていただき、また先生自身ヨーロッパにしょっちゅう行かれている
ようなのでパッシブハウスにも非常に興味をお持ちでした。またひとつ良い出会いに感謝したいと思います。

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ジェレミー・リフキン著 限界費用ゼロ社会 THE ZERO

ジェレミー・リフキン著 限界費用ゼロ社会 THE ZERO

http://www.amazon.co.jp/%E9%99%90%E7%95%8C%E8%B2%BB%E7%94%A8%E3%82%BC%E3%83%AD%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%80%80%EF%BC%9C%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%EF%BC%9E%E3%81%A8%E5%85%B1%E6%9C%89%E5%9E%8B%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%81%AE%E5%8F%B0%E9%A0%AD-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%AD%E3%83%B3-ebook/dp/B0178FVSWS/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1457651845&sr=8-1&keywords=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%AD%E3%83%B3

要約は下記のサイトにまとめられていますが、ほんの面白さが全然伝わらない要約になっているので、要約だけ読んで本を読まなくなってしまう恐れがある方は読まないことをオススメします・・・
http://toyokeizai.net/articles/-/89717

著者はドイツのメルケル首相他世界各国の首相、高官のアドバイザーを務めるコンサルティング会社の代表です。また、いままでに世界的ベストセラーを数冊出している人気作家でもあります。

表紙の裏面にこんな解説がまとめられています。
「いま、経済パラダイムの大転換が進行しつつある。その原動力になっているのがIoT(モノのインターネット)だ。IoTはコミュニケーション、エネルギー、輸送の〈インテリジェント・インフラ〉を形成し、効率性や生産性を極限まで高める。それによりモノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づき、将来モノやサービスは無料になり、企業の利益は消失して、資本主義は衰退を免れないという。
代わりに台頭してくるのが、共有型(シェアリング・)経済(エコノミー)だ。人々が協働でモノやサービスを生産し、共有し、管理する新しい社会が21世紀に実現する。世界的な文明評論家が、3Dプリンターや大規模オンライン講座MOOCなどの事例をもとにこの大変革のメカニズムを説き、確かな未来展望を描く。」

と、これだけ見るとよく見る内容かと思うのですが、そのひとつひとつの洞察がものすごく深いのが特徴です。「資本主義の終焉と歴史の危機」(水野和夫著)みたいな本が日本ではベストセラーになっていますが、結局彼らの本を読んでいると、資本主義が限界には近づいているがその次にどのような時代が来るかは分からない・・・というような論調で書かれています。しかし、今日紹介するこの本。及び以前から何度も紹介しているエイモリー・ロビンス著「新しい火の創造」、そして昨年のベスト1だった齋藤元章著「エクサスケールの衝撃」はそれぞれ全く別の方が書かれた本ですが、共通しているところがたくさんあります。
ものすごく、乱暴ですが、この3冊の名著に共通するところをまとめてみます。

・太陽光、風力はこれからもますます単価が下がり普及することで、エネルギーが貧しい人にも行き渡るようになっていく。特に今現在電気が使えない2割ほどの人たちにとっては、電気が使えるようになるということが、非常に重要である。なぜなら、電気が使えないと特に女性は、生きていくために起きている時間の全てを家事に取られてしまい、教育の機会すら得ることができない。またそういう地域では医療も普及しておらず、子どもは一定確率で確実に死んでしまう貴重な労力であるから保険装置として多産が避けられない。 電気が普及した地域は自ずと出世入りも落ち着き、教育の機会も増えていくことが世界各地の歴史が証明している。

・ネット上で超一流大学教授による授業と単位が無償化していることで、途上国でもやる気と能力があれば上がっていける状況ができつつある。

・極限まで自然エネルギーが普及し、ほとんどのものにマイクロチップが内蔵され、それ
 がネットワーク化されるようになると、エネルギーの無駄が極限まで減る。そして人工
知能、及び、今で言う京のようなスーパーコンピューターが一気に普及することによって科学技術の進歩に加速度がつく。今現在、京レベルのコンピューターは日本だと1台しかなく各企業、大学が時間分配してちょっとずつ使っている状態である。しかしながら、本当は各企業とも京を何週間も使ってこそできるようなシミュレーションをガンガン実施することで、画期的な発見を素早く行うことが出来ることがわかっている。しかし、現状ではそれができない。もし仮に導入できたとしても、今の京の消費電力は住宅3万世帯分の電力を消費するので、小さな企業には電気代の観点からも利用は難しいところがある。消費電力を抑えながら、今よりもずっと早いスパコンの開発が今後の鍵を握っているが、その分野は今日本の齋藤元章さんの会社が世界で1位から3位を独占している。

・人工知能が普及することによって従来の職業が奪われていく可能性は高い。しかしなが
 ら、教育ではMITの授業が無償でネットで受けられ単位ももらえるようになってきている。グーグルのような超高性能検索も無料で利用できるようになった。これらは限界費用がゼロになったからこそ実現できる技術であるが、このように昔だったら非常に高額だったか、いくらお金を積んでも出来なかったことが無料、もしくは超低コストで実現できるようになってきている。

・例えばアメリカの運輸業界だと今現在トラックの積載率は平均6割でしかない。グローバルな輸送となると、推定積載率は1割に満たない。また、各社情報を共有していないことから倉庫に関しても恐ろしく大量のムダが生じている。こういった問題はIOT化によって激的に解消される。また、3Dプリンタが現状の家庭用インクジェットプリンタレベルの価格、性能まで普及すれば、ほとんどのものを配達するのではなく自宅もしくは近所で個別製作してもらうこともできるようになる。

・これらのことを総合的に考えると、どこかの時点で、人類史上初めて生活のために働かなくても生きていけるかもしれない時代が近づいているという可能性も考えられる。現にそれを実現している人が出始めている。そういったかたは、社会貢献、趣味等に没頭した人生をおくることができる。

・若い世代ほど個人所有からシェアの時代へ移行しようとしている。カーシェアリング、AirBnB、UBER、その他シェアではなくてもEBAYやヤフオクの発展によっていらないものが物置やゴミ置き場に行くのではなく、最後の最後まで渡り歩いて誰かの役に立ち続ける世の中になりつつある。そうすると余分なものを生産する必要が少なくなってくる。

・現時点で若い世代ほど物質的志向が弱いだけでなく、環境保全意識も高い。

・従来型の資本主義企業は衰退が予想され、代わりに協同組合形式が伸びていくと思われ
る。現時点でヨーロッパでは預金総額、国内貸付総額の約3割が協同組合のものであり、その比率はどんどん増えている。

また、先日日本で講演されたエイモリー・ロビンスさんのことも何度か紹介されています。
その中で次のように延べられています。

日本は先進工業国のうちで再生可能エネルギー源(太陽光、風、地熱)を最も豊富に有している。ロッキーマウンテン研究所の共同創立者でチーフ・サイエンティストのエイモリー・B・ロビンスが指摘しているように、日本はドイツの9倍の再生可能エネルギー資源を持っていながら、そうしたエネルギー源による発電量はドイツの9分の1しかない。たとえば、「日本はドイツと比べて、国土は5パーセント、人口は68パーセント、GDPは74パーセント多く、太陽光や風もはるかに豊富だが、2014年2月までに増やした太陽光発電量はドイツのおよそ5分の1にすぎず、風力の利用の増加はないに等しい」。
日本を引き留めているのは、やはり、一握りの垂直統合型の巨大な電力公益企業で、これらの企業は日本では途方もない影響力を振るっており、原子力発電を断念することを頑として望まない。福島の惨事のときに日本の首相の座にあった菅直人は、2015年8月、震災以来初めて川内原子力発電所が運転を再開したことを、「大きな誤り」と評した。菅はさらに、「原子力発電は20世紀のテクノロジーであり……長期的観点に立てば、エネルギー源としては劣っている」と述べた。
今回この本を読んで普段からドイツの情報をいろいろ得ているからこそ知っていることがそれなりにありました。しかし、普通に日本のメディアからしか情報収集していない方にとっては知らない事のほうが多いと思われます。ドイツの首相が10年以上前からこういう超がつくような賢人にアドバイスを請い、それにある程度沿いながら政権が運営されているというのは凄いことだと思います。
 先進国の運営というのはこうあるべきものだという好例ではないかと思います。
最後に、個人的な意見です。ご存知のようにこれから否応なしに人工知能が激的に進化していきます。それと同時にあまり注目されていませんが、スーパーコンピューターも同様の進化を遂げることが確約されています。今から10年後には自動運転と実用レベルの言語間翻訳は実現出来ていると思います。これまでの科学の進化のスピードとはケタ違いの変化がこれから確実にやってきます。私の感覚からすると2次曲線の変曲点を超えたというところに乗ったばかりの状態が今だと思っています。数学、物理学、宇宙科学、医学、脳科学・・・特にこういった分野はまだまだ分からないことが多い分野です。しかしながら、急激にあらゆることがわかってきています。これほどエキサイティングな時代に生きていることは本当にラッキーだと最近つくづく思っています。

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アドラー著「幸せになる勇気」 まとめ

アドラー著「幸せになる勇気」 まとめ

前作の「嫌われる勇気」は100万部を超えるベストセラーになりました。
綺麗事ではない本質論ばかりが書かれているのですが、小説仕立てになっているので
あっという間に読みきってしまいました。

今回の著作も前回に負けず劣らず見事な内容であったと思います。
自分への備忘録としてまとめてみました。これから読もうとする方は
ネタバレも含まれるのでご注意下さい・・・。

なお、アドラーを読んでいて感じるのはブッダ(ゴータマ・シッダールタ)の
思想と本当によく似ているなあいうことです。個別の仏教はじめさまざまな宗教には
ほとんど、興味がないのですが、ブッダその人、もしくは原始仏教にだけは真理のような
ものがあると前々から感じていました。ですので、世界中の著名な物理学者、脳科学者
哲学者などがブッダの思想に傾倒して行く傾向があちこちで見られます。
私も浅はかながら勉強すればするほど、その感覚を強く持つようになっています。

話がそれましたが、以下まとめです。

・宗教と哲学の違い。宗教には物語があり、哲学は物語を退ける。宗教は真理への探求を止めること、哲学は真理への探求を歩み続けること

・哲学とは知を愛するということで愛知学である

・課題の分離は「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰なのか」
 で決まる。

・教育とは介入ではなく自立に向けた援助、また教育者とはカウンセラーである。

・行動面の目標
 1:自立すること
 2:社会と調和して暮らせること

・心理面の目標
 1:わたしには能力がある、という意識
 2:人々はわたしの仲間である、という意識

・尊敬とは、人間の姿をありのままに見てその人が唯一無二の存在であることを知る能力のことである。

・愛と尊敬はいかなるものも強要することができない

・共同体感覚「他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じること」

・共感とは、他者に寄り添うときの技術であり、態度。技術であるかぎり誰でも身につけられる。

・人が相談に来る(愚痴を言う時)に決まって言うのは「悪いあの人」と「かわいそうなわたし」というどちらかである。しかし、アドラー心理学では三角柱のもうひとつの側面である「これからどうするか」ということにしか注力しない

・褒めることもよくない。褒め続けると「ほめてくれる人がいなければ行動しない」のだし、「罰を与える人がいなければ、不適切な行動もとる」という世界観を身につけてしまう。

・問題行動の5段階
1称賛の要求
2注目喚起
3権力争い
4復讐
5無能の証明

・怒るも叱るも同じ

・叱るとはコミュニケーションすることを煩わしく感じ、手っ取り早く屈服させようとする行為

・変えられないものに執着するのではなく、眼前の変えられるものを直視する

・キリスト教の一説
「神よ、願わくばわたしに、変えることのきない物事を受け入れる落ち着きと、変えることの出来る物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵をさずけたまえ」

・リーダーは常に部下、子ども等に対して自立を目標に掲げなければならない。依存と無責任の地位においてはならない

・幸福の本質は貢献感

・承認欲求は他者の要望に沿った人生を生きることになるので駄目

・ひとりの例外もなく子どもは劣等感を抱えて生きている

・承認に依存し続けると、生涯「もっと褒められたい」から抜けることができず、永遠に満たされることがない(ブッダの考えと同じ)

・私の価値を自らが決定することを自立と呼ぶ

・普通であることの勇気

・信用とは条件付きで信じること、信頼とは一切の条件をつけないこと

・分業は身体的劣等生を補償するために獲得した類まれなる生存戦略。だからこそ、働き、協力し、貢献すべきである。また分業するためにはその人のことを信じなければ成立できない

・正義に酔いしれた人は、自分以外の価値観を認めることができず、果てには正義への介入へと踏み出す。

・信頼できるかどうかは尊敬できるかどうかにかかっている

・大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられているものをどう使うかである

・自分を愛することが出来なければ、他者を愛することもできない。自分を信じることができなければ、他者を信じることもできない

・まずは目の前の人に、信頼を寄せる。目の前の人と仲間になる。そうした日々の小さな信頼の積み重ねが国家間の争いさえもなくしていくのです。

・なんでもない日々が試練であり、「いま、ここ」の日常に大きな決断を求められている

・与えよさらば与えられん

・「わたし」や「あなた」よりも上位のものとして「わたしたち」を掲げる

・自立とは「自己中心性からの脱却」

・他者を愛することによってのみ、自己中心性から開放されます。他者を愛することによってのみ、自立を成しえます。そして他者を愛することによってのみ、共同体感覚にたどりつく

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