FC2ブログ

兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。

2月11日松本市、2月23日長野市にて講演

1月26日

長野県の建築士会からの依頼で2月11日松本市、2月23日長野市にて講演します。
長野での講演は稀なのでお近くの方でご興味ある方はぜひご参加ください!



2_2019012817483780b.jpg


1_20190128174836996.jpg




スポンサーサイト



別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

暖房設定温度を1℃あげると

1月24日

よく講演で

「暖房設定温度を1℃あげると暖房エネルギー(暖房費)が13~15%あがりますよ!だから4℃あげるとおよそ暖房費は1.5倍くらいになりますからね!」

とお伝えしてきました。
どのソフトでシミュレーションしてもだいたいこのくらいの差が出るからそうお伝えしていたのですが、個人的に疑問に思っているところがありました。

例えば20℃から21℃にあげるとその温度差は比率で5%の違い。。。
暖房負荷がどうしてこんなにも差がつくんだろう??
よく考えてみれば当たり前のことですが、その疑問を深く追求せずに来ました。
じっくり考えてみたら簡単なことでした。

大まかにいうと暖房費は暖房期間と内外温度差を掛け合わせた面積で決まります。
まず、温度差のことですが、年間の暖房費で見ると単純に20℃と21℃を比較するのは大間違いで、暖房期間における自然室温との平均値と比較する必要があります。

例えばこれが7℃であれば20℃の場合は13℃差。
21℃の場合は14℃差なのでその比率は14÷13=1.076となり7.6%離れることとなります。
この温度差が大きくなった分だけ暖房期間も期間も長くなります。単純化して考えると温度比率分だけ暖房期間も伸びるとすると1.076の二乗=1.157となり
15%アップという数字が出てくるという感じです。

この原理がわかっていると21℃から22℃にあげるときの上昇幅は20℃から21℃にあげるときより少ないことも分かります。
逆に低い温度で暖房しているときほど1℃の差が大きな暖房エネルギーの上昇率につながることも分かります。



別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

「エネルギーと環境問題の疑問55」

6月29日

「エネルギーと環境問題の疑問55」
は住宅関係者はもちろんのこと、中学生以上は皆さん読んでほしい名著です!!

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%8D%E…/…/ref=sr_1_1…

先日著者の刑部教授自ら送ってくださいました。
だから紹介するというわけでは決してないということを約束した上での紹介です。
以前「新しい火の創造」が省エネ関連では名著であると書いたことがあります。
今でもその思いは変わりません。
ただ内容がかなり高度なこと、分厚すぎること、価格もそれなりにすることが玉に瑕でした。

今回の本は「新しい火の創造」は重たすぎるという方にはちょうどいい万人向けの
本だと思います。
とはいえこの手の本にありがちな、「そんなん誰でも知ってるわ」といった内容だけで
終わるような本ではまったくありません。
世界の最新事例、具体的でわかりやすい比喩、計算結果、特定のロビー団体に
偏らない全体最適思考。。。

どれをとっても省エネ関連の入門書として完璧だと思います。
しかも入門書としてだけでなく、逆カルノーサイクルやエクセルギーといった
中上級者向けの概念まできっちり網羅されています。
これは今の日本において「売れなければならない本」だと思います。



AMAZON.CO.JP
エネルギーと環境問題の疑問55 (みんなが知りたいシリーズ8)



https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%
E3%83%BC%E3%81%A8%E7%92%B0%E5%A2%83%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%
AE%E7%96%91%E5%95%8F55-%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%8C%
E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%
BC%E3%82%BA8-%E5%88%91%E9%83%A8%E7%9C%9F%E5%BC%98/dp/442569
1016/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1530269997&sr=8-1&keywords=%E3%82%A8%
E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%A8%E7%92%B0%E5%A2%
83%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E7%96%91%E5%95%8F55&fbclid=IwAR1
YLqeUoU78OyyY2MM5Pwu7WlSHK6pry59tgkzPFGd9ZeyqQJKsWlxCXxQ




別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

みはりん坊ダブル

1月22日

先日紹介した再熱除湿の記事およびその周辺記事を読んでいる中で興味深い
温湿度計を見つけたので買ってみました。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%BC%E…/…/ref=sr_1_1…

なんと絶対湿度が表示されます。
(ただし住宅業界で我々がよく使うg/kgではなくg/㎥表示。写真の8.4g/㎥は1.2で
割ることで7g/kgということになります。
たまたまですが、このレベルがちょうど私が推奨している絶対湿度です。
よって割り戻さなくても「8.4を超えるようにしておくように!」というだけでOKです。)

ずっと以前にも絶対湿度が表示される安くて小さい機器がありましたが、
いまいち正確性に欠けるのと壊れやすいこと、販売中止になってしまったことから、
最近では7g/kgを近似する手法として20℃なら50%、その他温度であれば
130-4×室温%くらいを目安にお伝えしてきました。

しかし、これがあれば簡単ですね。
昨日忙しい中、たった2時間ほどではありますが、事務所においてある数台の
信頼できる湿度計の値と比較してみたところ、ほぼぴったりの値でした。
まだ1台しか見てないので個体差等の安定性は不明ですが、値段も安いことですし、
竣工時のプレゼントをこれに変えてもいいかな。。。と思った次第です。
この機器、かなり売れているようですが、絶対湿度が出るということよりも、
劣悪な住宅において高齢者が熱中症を発症するような温湿度になったらブザーがなって
警告してくれるという機能のほうが受けているようです。

この記事を読まれているような高性能住宅でも使えるし、劣悪な住宅でも使える。。。
久々のヒット商品かもしれません。



AMAZON.CO.JP
A&D みはりん坊ダブル AD-5687



https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E
3%83%89%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A4-A-D-AD-5687-%E3%81%BF%E3%81%AF%E3%
82%8A%E3%82%93%E5%9D%8A%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB/dp/B00BUFERYO/ref=
sr_1_1?ie=UTF8&qid=1548126213&sr=8-1&keywords=%E3%81%BF%E3%81%AF%E3%82%
8A%E3%82%93%E5%9D%8AW&fbclid=IwAR2l7Yeds3LrVv1EZQFk7fc6YthUNfHDI0J3m
TjwY9eS72ZgRj6axRt0dG0




別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

電気とガス、どちらが省エネなのか?

6月5日 •

難しいけど大事なことを書きました!



このウェブサイトについて
HOMES.CO.JP
電力会社と地域区分による36パターンで電気とガスの省エネ比較した結果



https://www.homes.co.jp/cont/press/opinion/opinion_00192/?fbclid=IwAR1XKgOnEtnEmGJzFW3CNehCtCWTLupYkpL9tDY9i_LNhrjjxV9k33PNwGI


別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

エアコンは冷房・ドライと温度設定で消費電力がどれだけ変わるのか

1月18日

再熱除湿に関する一条オーナーによる詳しい分析が面白いです。

https://www.maboko.net/air-conditioning-07/

一般人のようですが、この内容が理解できない建築士のほうが多いのではないかと思われるのが残念なところです。。。
それと改めて言うまでもないかもしれませんが、梅雨時期から夏に快適に過ごしたければ再熱除湿機能は必須だと思います。
そうなるとシェア2強であるパナとダイキンは冷房用としては使えなくなるのですが、、、

キャプチャ


MABOKO.NET
【一条工務店】エアコンは冷房・ドライと温度設定で消費電力がどれだけ変わるのか?



https://www.maboko.net/air-conditioning-07/?fbclid=IwAR0xFPdm-S-klRJS_2EBLYEBxK-siokB8wd44_poJ1YTnXTje2dJbUu5FmU



別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

チクチクしないグラスウール

5月30日 •

グラスウールやロックウールが悪いわけではない。
悪いとしたら実質的に適切な施工が難しい「袋入」のものであると言い続けてきました。
しかし、袋なしの裸品は「チクチクするから」という理由で嫌がられてきました。
しかし、数年前からチクチクしないグラスウールとしてアクリアというものが商品化されていました。

https://www.afgc.co.jp/aclear.html

長らくこれしかなかったのですが、最近MAGさんからも同様にチクチクしないグラスウールが発売されています。

https://www.isover.co.jp/products/isover-comfort

この2つのどちらかを使って0.2mmのポリエチレンシートを使えば、価格、施工性、見た目、気密性、防湿性のすべてがスッキリ解決すると思います。
アクリアほど宣伝広告がなされてないのでほとんどの方が知らないと思いますが、非常に優れた製品だと思います。

別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

「家全体を暖かくする」

5月16日 •


10年くらい前までは「家全体を暖かくする」なんていうと

・もったいない
・たるんでいる。体が弱くなるだろう

みたいな意見の方が明らかに強くありました。
それをぶち壊してくださったのが岩前先生による2万人調査でした。あれは革命であったと言っても過言ではないと思います。

ところがこれとほぼ同様の状態がいまだ根強く残っているのが

「夏家全体を涼しくするなんてもったいないし、体に悪い」

みたいな風潮です。

これは不勉強な実務者、お施主様はもちろんのこと、高性能住宅を自認する団体でもよく見られる現象です。
高性能住宅を自認する諸団体においても「家全体を暖かくする」ということを認めるようになるまでには10年くらいかかってたどりついてきた経緯があります。
よって家全体を涼しくするという行為が共通認識になるには今から5年から10年かかるだろうというのが個人的な予測です。

全館冷房のほうが、光熱費とエネルギーの観点では全館暖房よりはるかに簡単です。(高断熱高気密で日射遮蔽が完璧に出来ている場合)※ただし、技術的には全館暖房よりはるかに難しいです!!

・そもそも全館冷房で使われる冷房費は暖房費の約1/3
・太陽光発電を設置している住宅においては暑い時間ほど相殺効果が大きい
・暖房に比べてエアコンの実効COP(効率)が圧倒的に大きい。暖房だと最高効率でも5以下になることが多いですが、冷房だと9を超える瞬間も存在する
・24時間つけっぱなしの方が安くなる(8月1ヶ月24時間つけっぱなしで冷房費4000円程度)
・つけっぱなしのほうがエアコン内部のカビも生えにくい
・たった1台のエアコンでほぼ全体を冷房することができる。よって春や秋のようになにも感じない空間となる。気流感や冷房病などとは無縁

ということなんですが、これもこれまでシミュレーションが難しかった分野です。
ホームズ君が出てからこういうことがシミュレーションできるようになりました。ダイキンの本社でもできないと言われていたので画期的な変化でした。
「快適」という言葉を岩前先生は非常に嫌われますが、これは快適の感覚が人によって異なることから「俺は快適やで!!」と言われたらどうしようもないということから来ています。
健康という観点で見た場合、カビ、ダニを発生させないことは非常に重要だと思います。
しかしながら6月10日に梅雨がはじまってから9月のどこかで残暑が終わるまでの間は日本の住宅は除湿しない限り、カビ・ダニにとって極めて快適な湿度になってしまいます。
当たり前ですが、除湿するためには窓を閉める必要があります。
冬の健康については、共通認識が出来上がりつつある今日このごろですが、夏の健康はなぜかまだまだ共通認識には至っていません。

これは「科学的に正しいこと」よりも「これまで行われてきた習慣」のほうが力が強い時期にあるだけのことです。

ここで注意すべきポイントがあります。

除湿することによって家全体はカビ、ダニとも減りますが、エアコン内部はカビが生えやすくなります。
ここをどう対処するかが一番トップを走る方々の次の課題であると思います。

もうひとつは、除湿COP(効率)という考え方。
いくら梅雨時期のドライ運転(再熱除湿)がエネルギーをたくさん使うからといっても家電量販店のいかなる除湿専用機よりも除湿効率は2倍以上高いという事実です。

個人的には「真夏に通風」なんて言う人が一人もいなくなってはじめてまともな時代が来たと言えるように思っています。
ちょっと前に某省エネ団体で講師を依頼された際も風を重視しながら太陽を無視した設計をする方があまりにも多く、かなりきつめのコメントをたくさん申し上げた次第です。
未だにプロも素人も風重視、太陽軽視の人が多いですが、風は重視しても効果が非常に弱くそもそも読みにくい。
太陽は効果が非常に強く、計算どおりになるということを肝に銘じておく必要があります。
高断熱高気密を謳う方でもこの領域の話をどちら側でするかによってレベル差が分かる判断基準といってもいいと思います。

もちろんまさに今を含む4月、5月10月の通風は最高に気持いいということはまったく否定するものではなく、推奨すべきものだということも付け加えておきます。

別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

太陽光パネルの設置義務化へ、加州で全米初

5月10日

これは凄い!

キャプチャ



JP.WSJ.COM
太陽光パネルの設置義務化へ、加州で全米初
米カリフォルニア州エネルギー委員会は2020年から3階建て以下の新築住宅に太陽光パネルの設置を義務付ける方針を決めた。実現すれば全米初に。



https://jp.wsj.com/articles/SB11564419389268263594104584214673365448260?fbclid=IwAR3N4R91-uPMD0fWbJWldPsQzYzjrf5dRLanZzeRNCaFXa53_T1NKkOHFxc








別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

「ホントは安いエコハウス」

1月16日

拙著「ホントは安いエコハウス」が累計1万部に到達したとの連絡を日経BP社からいただきました。


https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9B%E3%83%B3%E…/…/ref=sr_1_1…


たくさんの方々に購入、購読いただいた結果です。ご購入いただいた皆様に感謝いたします!!



別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
| 兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ | NEXT