兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

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1邸ごとにシミュレーションが必要な理由

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1邸ごとにシミュレーションが必要な理由

懇親会で南雄三さんと話していると、自分が普段考えていることが上手に引っ張りだされました。それをちょっとご紹介したいと思います。

 建もの燃費ナビでできるのは「邸別」の詳細なシミュレーションです。なぜこれをやらなければならないかというと、車や他の工業製品のように試作品を作ることができないからです。

 車に関して言えば、フルモデルチェンジの周期は4年程度、30人ほどのスタッフが数々のコンピューターシミュレーションを行いその上でできた試作品を実際に走らせて、さらに微調整をしていきます。
 車は平均200万くらいのものですが、そのかわり何万台も売れるからこそできるわけで、建築物で試作品をつくるのは部分的なサンプルくらいしか不可能です。

 要するに毎回のプロジェクトが試作品のような意味合いを持たざるを得ません。
 構造に関しては、構造計算という名のシミュレーションを行うことが、当たり前になっています。よって構造に関してはエンジニアリングとしての基盤が成り立っているといえるかと思います。 

 ところが、地震や台風などの災害がない平時に最も関係のある
暑さや寒さに関係するのは構造よりも室内の熱環境です。時間比でいえば、100倍以上の頻度かと思います。
 そこに関して、試作品はおろか、シミュレーションすら存在しないということが今の住宅及び、大多数の一般建築の現状です。

 しかも、車なら平均11年で廃車になりますが、住宅なら30年以上使われることが多いです。さらに、年間に排出するCO2は車1台の平均に対し、家1件は3倍程度です。

 こういうわけで、例え住宅といえど、一棟一棟シミュレーションすることは決して特別なことでも贅沢なことでもないと思っています。
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2012-06-07 Thu 10:21 まとめwoネタ速neo
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