兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。

最近の省エネ基準談義は「踊る大捜査線」とかぶります

●下の2つのバナーをクリックして頂けるとありがたいです。●

 ←建築リフォーム 人気ブログランキングです。

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ ←にほんブログ村 住まいブログランキングです。

最近の省エネ基準談義は「踊る大捜査線」とかぶります

今日はなんと新規の問い合わせが3件もありました。週明けから素晴らしい出だしです。
と当時に一軒引渡しも行いました。

今日の内容は、最近国交省近辺で渦巻いている「次世代省エネくらいでいいんじゃないの」
という熱環境に十分詳しいであろう方々の根底にありそうな感覚についてです。

次世代省エネというのは言わずと知れた平成11年基準です。
この屋根、壁等に目安として定められた単体基準は窓以外はそれなりのものがあると思います。
しかし、大半の住宅メーカー等はいろんな見えにくい手法を使ってこの壁や屋根などの単体基準を
大幅に下回る外皮仕様のまま次世代省エネ基準だけはギリギリクリアするようなあるまじき
ことをやっています。

仮にここで屋根や壁などをまだましな、単体規定のままに次世代省エネ基準で家を建てるとします。
私は今まで延べ84棟引き渡してきましたが、その初期の仕様はこれに近い感じでした。
そうすると、暖房計画を上手にやればそれなりに暖かい空間にすることは可能でした。

しかしながら、かなりの暖房エネルギーを使わなければなりませんでした。
その結果、家族の決定権者が寒がりではない。家計が苦しい等の事情があると
理想的な房運転はなされなくなります。その結果、理想的な健康状態とは
程遠い住環境となります。

近畿大学の岩前先生の研究結果でもトップランナー基準(Q値1.9以下)になると
特に健康との相関が高くなることがわかっています。

実際に実務で省エネ住宅を作ったつもりでも、次世代クラスであったなら上記の問題に
ぶちあたることは避けられません。それを知っているからこそ次世代では駄目だとつよく
思うわけです。

要するに何がいいたいかというと
「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」
という踊る大捜査線の織田裕二のセリフそのものであるということです。

基準を決める立場にある方々は数字を重視するのはもちろんですが、
本当に数多くの現場を見て体感して、施主様の体感、光熱費に対する
感想を聞いたりしているのか?甚だ疑問です。


スポンサーサイト

別窓 | [熱環境] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<電力会社と契約せず太陽光と蓄電池で完全自立するには | 兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ | 見てびっくり!!「野口の家」が新建ハウジングの表紙になっていました。>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ |