兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。

1分でQ値計算できるプログラムを作りました(標準プランに対してのみ)

●下の2つのバナーをクリックして頂けるとありがたいです。●

 ←建築リフォーム 人気ブログランキングです。

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ ←にほんブログ村 住まいブログランキングです。

1分でQ値計算できるプログラムを作りました(標準プランに対してのみ)

(今日のブログは初めてですがパッシブハウスジャパンのメルマガと内容が同じです
 どうしても紹介したかったのでご容赦願います。)

Q値を計算する業者の間では「うちのQ値は○○です」といった話がなされますが、
それは同じ条件で計算されたものでない限り、なんの比較にもなりません。
 そこで、自立循環型住宅、および事業主基準の計算のモデルとして使われている
120.07㎡のプランにおいてのみですが、たった8つの数字を黄色のセルに打ち込む
だけでQ値が出てくるプログラムを作ってみました。

 その8項目は天井、外壁、床それぞれの断熱材の厚さ、熱伝導率の6項目
開口部のU値、換気システムの顕熱の交換率です。(第3種換気の場合は0と入力)
これだけの数字ですが、ほんとに1分以内に計算できます。
 自分でも面白いのでいろいろ触ってみました。
まず、次世代省エネ基準ですがそれぞれの地域の基準と、計算結果を以下に示します。

Ⅰ地域     1.6以下 1.627
Ⅱ地域     1.9以下 1.865
Ⅲ地域     2.4以下 2.184
Ⅳ、Ⅴ地域   2.7以下 2.503

次にトップランナー基準です。
Ⅰ、Ⅱ地域   1.4以下 1.276
Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ地域 1.9以下 1.827

次世代のⅠ地域だけが基準内に納まりませんでしたが、全体的にかなり
いい線を行っている思います。なお、これらはすべて第3種換気、
天井断熱、床断熱、充填断熱、在来ネダレス工法で計算しています。
これらを計算する上で改めて驚かされたのが我が国の省エネ基準の
レベルの低さです。次世代にいたってはⅡ地域でも屋根は熱伝導率0.05を200mm,
外壁、床は0.045を100mm、窓もU値2.33でOKなのです・・・・。Ⅱ地域といえば、
青森まで入ってしまうわけですからなんとも驚きです。

ちなみにこれはⅣ地域のトップランナー基準とほぼ同等です。Ⅳ地域なら
この性能でもある程度の暖かさは得られます。しかしこれがⅡ地域の
「次世代」だったのかと改めて知らされると心底驚かされました。
ましてやこれが次の省エネ基準の最低基準になるかどうかすら
わからない状態・・・・。

私が思うに、本当に健康と省エネを両立できはじめる最低ラインというのは
その地域のトップランナー基準だと思っています。また、そこまでで
あれば、比較的常識的な費用でも施工可能です。

同業者の皆さんのご意見をお伺い出来ればと思います。

なお、このプログラム、建もの燃費ナビの購入者にのみ無料で
差し上げるようにしました。


スポンサーサイト

別窓 | [熱環境] | コメント:1 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<悪が善を悪という時代 | 兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ | 雑誌を通しての久々の再開と嬉しいニュース>>

この記事のコメント

Q値計算が万能で無い事なんてちゃんと省エネ理解してる設計者ならみんな判ってるし、Q値自体が全館空調を大前提にしるのに日本は殆どの住宅が居室ごとに空調を行う仕様なのだからQ値を嘆く事自体がナンセンスですよ。(宅内での熱移動があるからQ値がどんなによい数字が出ようとも実際の体感温熱環境はQ値に比例しない)
それと、Q値なんてEXCELの関数出来れば1日かければプログラムじゃなくても各面積と仕様と開口と入力すれば一瞬で結果が出るツールなんて誰でも作れるって、でも同考えても一分で面積ひろえないし逆に面積と仕様がはっきりしてるなら逆に5秒で結果が出るツールをEXCELで作れますよ。
2013-05-22 Wed 11:17 | | さすらい太郎 #-[ 内容変更] | top↑
∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ |