まったく新しいエネファーム「typeS」 |
2013-07-05 Fri 20:29
●下の2つのバナーをクリックして頂けるとありがたいです。●
![]() ![]() まったく新しいエネファーム「typeS」 先日大阪ガスの「NEXT21」に見学に行ったとき、教えてもらって初めて存在を知ったのが 全く新しいタイプのエネファームで「typeS」といいます。 http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2012/1196121_5712.html 従来のエネファームは 固体高分子形(PEFC)といい 熱負荷に合わせて運転するものでした。 今回新しくでたものは 固体酸化物形(SOFC)といい 電気負荷に合わせて運転するように運転パターンまで変わっています。 この変化は実はものすごく大きな意味を持ちます。 今までのエネファームはお湯をわかすのとセットで発電する分しか発電することが できませんでした。そのせいでせっかくエネルギー利用率が94%を誇っていながら 稼働時間が短いというなんとも勿体無い事実がありました。 (ちなみに発電効率38.5%+排熱回収効率55.5%=94%) しかし、typeSは違います。 電気負荷に合わせて24時間運転するため稼働率が極めて高いのです。 エネルギー利用率は90%に下がりましたが (発電効率43.5%+排熱回収効率43.5%=90%) 稼働率のアップと同時に発電効率は5%も向上しています。 5%だけでも凄い進化ですが、稼働率向上も加味するとものすごい進化です。 まだ、一般的には出回っていないようですが、おそらくこれからのエネファームは このtypeSが主流になってくると思われます。 そして、ガス業界はこのエネファームを2015年には売価50万円まで下げるよう 画策しています。 シェールガスの輸入、電力小売の自由化、発送電の分離、残念ながらの原発の復活 等エネルギー関連はこれから激動の数年を迎えることが確定していますが 2015年というのがひとつの節目になるような気がしています。 スポンサーサイト
|
この記事のコメント |
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
この記事のトラックバック |
トラ猫(03/ 04)
トラ猫(03/ 02)
トラ猫(01/ 13)
さくら(01/ 11)
トラ猫(12/ 20)
トラ猫(12/ 07)
(12/ 06)
とら猫(11/ 26)
日本の伝統美を守ろう!(11/ 28)
(10/ 30)
(10/ 30)
松尾設計室 松尾和也(06/ 01)
松尾設計室 松尾和也(05/ 30)
トラ猫(05/ 24)
松尾設計室 松尾和也(05/ 21)
N(05/ 12)
N(12/ 26)
松尾設計室 松尾和也(11/ 24)
原田 秀樹(11/ 21)
蒸暑地の施主(10/ 09)
松尾設計室 松尾和也(09/ 18)
森田 公(09/ 05)
松尾設計室 松尾和也(08/ 28)
蒸暑地の施主(08/ 27)
松尾設計室 松尾和也(08/ 10)
松尾設計室 松尾和也(07/ 26)
カワ(07/ 26)
(07/ 15)
take(07/ 11)
神戸市民(07/ 11)