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エアコンと各種除湿機の性能比較

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エアコンと各種除湿機の性能比較

今までエアコンを中心にいろんな冷暖房器具の効率や
理想的な使い方、比較、推奨等を書いてきました。

しかしながら、振り返ると除湿機に関しては講演等でも
「エアコンが一番効率がいいですよ」というばかりで
その具体的な根拠等を示したことがありませんでした。

そこで、今回はそれをやってみようと思います。

まず家電量販店においてある専用の除湿機は大きく
分けて
「コンプレッサー式」(ほとんどヒートポンプに近い)
「ゼオライト式」(要するにデシカント方式)
「ハイブリッド式」(上記二種のハイブリッド)
の3通りに分類することができます。

価格ドットコムで商品数を見てみると
上から順に52種類→25種類→5種類となっており
コンプレッサー式が最もメジャーな方式であることがわかります。

コンプレッサーはエアコンにも内蔵されており、エアコンの方式に最も近い方式です。
この3種それぞれの方式から売れ筋商品を任意で抽出し、それらの消費電力と
1時間あたりの除湿量(g)消費電力に対する除湿量の倍率を比較してみました。

コンプレッサー式 416g 290W 1.43倍
ゼオライト式   145g 285W 0.51倍
ハイブリッド式  383g 535W 0.71倍
とでました。

当たり前といえば当たり前ですが、エアコンに近いコンプレッサー式が最も効率がよく
ゼオライトを乾かすのに熱を使うゼオライト式が最も効率が悪いことが分かります。
でもって、それらの間をとったハイブリッド式はその中間的な効率ということになります。
この倍率、勝手に造語を作れば「除湿COP」みたいな感じになります。

ここで効率だけみれば、コンプレッサー式しか残らないのですが、
他の種類があるのには理由があります。

コンプレッサー式は夏以外の温度が低い時期の除湿能力が弱くなりがちです。
ゼオライト式は乾燥剤に水分を吸着させ、飽和状態になったら熱で乾かす
方式なので低温にも強いです。

ハイブリッド式はその両者の長所短所とも間に属するような商品です。

では肝心のエアコンですが、高性能機種の6畳用を定格運転でざっと計算してみました。
先日紹介したように、潜熱比率は40%と仮定した上での計算です。

そうすると結果は
707g 450W 1.57倍
とでました。

やはり一番ですが、コンプレッサー式よりちょっといいくらいの性能です。
設定温度をもっと下げればさらにいい倍率が出ます。
逆に、低性能機種になるとここまでの性能は出ないのも事実です。

さらに予備知識ですが、いつもの熱心な?工務店さんからダイキンの
「家庭用デシカ」について聞かれました。

これは家電のゼオライト式の超発展型と思っていただければ結構かと思います。
一般的なゼオライト式は乾燥剤を乾かすときに単純に電熱線で乾かしていますが
家庭用デシカではこの熱をヒートポンプにて行っています。
一番理想的なやり方だと思います。価格を除いては・・・。

ということですが、もう数ヶ月早い時期にこの記事を書けば良かったと少々反省しています・・・。




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