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電力業界に関する耳寄りな情報

電力業界に関する耳寄りな情報

最近の電気代の上昇はなかなかすごいものがありますね。
しかしながら、電力業界は今ものすごいスピードで変わろうとしているようです。

まずは当たり前ではありますが、オール電化の営業はやめています。
そして、以前は積極的であった蓄熱暖房機の営業も完全にストップしました。
総括原価方式の見直しから、派手なパンフレットや広告もかなり自粛しています。
今までは意味のないグッズ等をたくさん作っておられましたが、最近は
パンフレットも白黒コピーになったりと、今までとはかなり違ってきました。

そして、これから非常に大きいのが2015年の電力の完全自由化です。
今までは関西に住んでいたら関西電力からしか電気を買うことは事実上
不可能だったのが、2015年からは他の電力会社からも購入できるように
なるようです。これができていないのはOECD加盟国の中では日本とメキシコだけだ
という話を聞いたことがあるのでようやく普通の業界になるということだと思います。

ちなみにいま現在大手電力会社以外の最大手はエネットという会社ですが
主要株主はガス会社とNTT関連の会社で構成されています。
http://www.ennet.co.jp/
これからこういった会社がますます伸びていくのでしょう。
これによって携帯で起こったような価格競争が起こることを期待しています。

次にこれまた知らなかったのですが、2014年の春を目途にダイキンだんのエコキュート
が定価ベースで半額近くにまで値下がりする可能性があるそうです。これはダイキンさんに
限ったことのようですが、自社のエアコンの冷媒をそのままエコキュートに転用できる目途が
ついたからだそうです。今のエコキュートの実勢価格は30万台後半ですが、これが実現すると
おそらく20万台前半となり、エコジョーズとほぼ同じ価格帯、ごく一般的なガス給湯器よりも
ほんの少し高いだけになると予想されます。これはこれですごいことです。

しかし、ここまでの値下げを断行するのはおそらく2015年と言われているエネファーム
(家庭用燃料電池)の超低価格化を見越してのことだと思われます。今現在は300万くらいして
到底使える代物ではないのですが、これが2015年には現在の手作業による生産からオート
メーションによる大量生産に移行することで50万くらいに下がると言われています。
それにプラスして2017年にはアメリカのシェールガスの輸入開始が予想されています。
うまくいけばですが、ガスの仕入原価は25%くらい下がる可能性があります。

自由化の上にこんなことがダブルパンチできたら、電力業界もかなりの打撃でしょう。
だからこその値下げなんだと読んでいます。

最後にもうひとつ。2年くらい前から関西電力のエリアでは新築住宅および、10年経った
住宅から順番にスマートメーターへの移行が進められています。これによって2020年を
待たずしてエリア内のすべてのメーターがスマートメーター化されるようです。

スマートメーター化だれるだけではたいして意味はないのですが、それによって
ピーク時の電気代は高くしたり、逆に余っているときは安くする等の価格体系が
実現できるようになる。そしてなにより、今まではあてずっぽうでしかなかった余裕率が
完璧に見極められるようになることで制度的なことだけで大幅な省エネと、設備投資
削減が見込まれるようになると思います。

私はお客様にも同じことを言っていますが、今はエネルギーの先行きを見極めるのが
極めて難しい時期です。2015年、2017年というのが日本のエネルギー業界の
先を見極める上で大きなターニングポイントになると思っています。

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