兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。

なぜか週に二度も安藤忠雄さんの建築を見ることになりました。

なぜか週に二度も安藤忠雄さんの建築を見ることになりました。

一つ目は六甲の集合住宅・・・
何を今更・・・と言われそうですが、兵庫県に住んでいながら見に行くことがありませんでした。
20年以上前の建物ですが、今でも立体的な美しさは見事でした。

2つ目は今、住宅の依頼の相談を受けているT様が検討している芦屋市奥池町
にある旧コシノヒロコ自邸、現アトリエを見ました。前回奥池町に行った時にも探したのですが
道路沿いの塀しか見えず、建物自体はそこから下っていく坂に埋もれるように建っている
ため見過ごしていました。

こちらもやはり非常に美しい形状でした。

ところが・・・、昔から住まれるT様によると、以前は住まれていたそうなのですが
湿気がひどすぎるのと寒いのがこたえて今は住まずにアトリエとしてのみ使っている
とのことでした。

奥池町は兵庫県で最も寒いと言われるところです。データが見つからないのでなんとも
いえませんが、その次くらいに寒い三田市がマイナス6℃くらいは毎年何度かあります。
それよりかなり寒いということなので、おそらくマイナス10℃くらい行くのかもしれません。
これは仙台よりもはるかに寒いことを示します。しかしながら、国の基準では神戸市と
同じ断熱性で良いということになっているので、神戸市内と同じ仕様の建物が普通に
建てられてしまいます。

そんな土地柄で、無断熱でシングルガラスを大量に設置し、しかも面積が広い・・・。
いかにコシノさんといえど、住み続けることはできなかったということです。

この町はアレックス・カーさんも推奨する風光明媚な超高級住宅街ですが、
坪単価はその割には非常に安いのです。

それにつられて甘い気持ちでここの土地を購入される方が後を絶たない
ようですが、大半の方が寒さと不便さのどちらかに耐えかねて下山してしまうそうです。

特に街のマンションから来た若夫婦、長年住んできても高齢になって寒さに耐えられなく
なって出て行くパターンが非常に多いそうです。

こういうところこそ高断熱住宅の本領発揮といえます。といいますか、そうでないと住むことが
できません。街を散策する中で、私が以前勤めていた設計事務所が建てた住宅がありました。
3億くらいかけて建てたようですが、ご家族は下山し、売価は6000万程度にまで下がってしまった
そうです・・・。なんというもったいない話でしょう・・・。

断熱をしっかりやらないということは住み続けることができないという理由にもなります。
その観点で考えても断熱がおろそかな住宅は資産価値を大幅に損なうことを改めて
痛感させられました。
スポンサーサイト

別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<AKB48を軽々しく批判することは本当に軽いことだと思いました。 | 兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ | 世界のエネルギー消費の20%が再生可能エネルギー、原発はたったの2.6%!!>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ |