兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

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岩手県紫波町にて省エネ建築診断士講習を開催しています!

岩手県紫波町にて省エネ建築診断士講習を開催しています!

昨日は秋田県の能代にて省エネ住宅業界の神様、西方先生の事務所を訪問し
その後、西方先生の作品でサスティナブル住宅賞を受賞されて臥龍山の家を
見学させていただきました。さらに意見交換会、懇親会を開催し、8時半で終了。

そこから3時間ちょっとかけて300km離れた岩手県紫波町まで移動しました。

で、今朝から省エネ建築診断士講習を開催しています。

紫波町は人口3万人ちょっとの小さな町ですが、
先進的な市長のトップダウンで、画期的な町運営がなされています。

オガールベースという町の根幹となる施設が東京のデザイナーの手によって
木造で建設されています。
http://ogal-base.com/ogalbase/

まるでヨーロッパに来たかのような雰囲気でとても日本の片田舎とは思えない
雰囲気ですが、運営手法も画期的です。
詳しくは次のページがわかりやすいです。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/09/10/shiwa_n_5795002.html

この中で特に重要なポイントが
「例えば、補助金を10億円確保できたら、10億円をフルに使い、その後のランニンコストを考えず、稼働率の見積もりも甘いまま、空きテナントが目立つ立派な施設を建設するのがこれまで多くみられた公共事業の失敗だった。
しかし、オガールプラザはスタートから違っていた。まずテナントを固めてから、建物の規模や建設費用を算出した。建設費用のコストカットのため、特別目的会社がオガールプラザを約11億円で建設。その後、公共施設部分を紫波町に売却した。売却した費用以外は、東北銀行の融資や町と政府系金融機関の出資で賄った。補助金に頼らない町づくりが、こうして始まった。

というところです。
たしかに、地方都市にも立派な「箱物」はよくみかけます。しかし、どれもが箱だけで中に人が活用している
雰囲気が感じられる施設はほとんどありません。オガールは1日平均1000名も来場しているそうで、中も
非常に活気があります。昼食時のレストランも満席に近いです。人口3万人であることを考えると町民の30人に
1人が来場していることになります。また施設全体では年間80万人ものの来場者があるそうです。人口の30倍近い人数です。

これだけ小さい村でこれだけ活気がある・・・日本では極めて珍しい例ですが、
ドイツやスイス、オーストリアのあたりでは全国各地でよく見る風景です。
地方都市でもトップがしっかりと構想をかかげ、舵取りをすればこういうことが日本でも
できるんだ!!!そんな実感を強く感じることができて嬉しくなりました。

オガールの担当者がドイツ見学ツアーに同行したところからつながった今回の
省エネ建築診断士講習ですが、オガールには暖房負荷48kWh以下に抑えた
超高性能省エネ住宅ばかりを集めた住宅街もスタートしています。

住宅に限らず、地方自治体の関係者の方もぜひこの事例をその目で確かめ
全国にこういう地域再生が広げてほしいと思いました。



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