兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

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ベトナムの人と住宅に接して感じたこと(3)

ベトナムの人と住宅に接して感じたこと(3)

これが最後のベトナム旅行記です。

町中を見て感じたこと。
・とにかくバイクが多い。バイクといっても125CCのスクーター。125CCあるのと
子供であれば2人まで許されいているので3人乗りまではごく当たり前。私が行っている間にも5人乗りまでは生で見ました。中には8人乗りという強者も・・・。車が普及している中国とは異なり、まだまだバイクが中心、バイクの密度は中国の比ではない感じがしました。現地でバイクのことを「ホンダ」と呼ぶ習慣があるほどホンダのバイクが普及しています。

・企業も少なく、経済も発展途上のため「自分で稼ごう」という意思を持った人が非常に
 多い。当然一番多いのは農畜産物の路上販売となるが、どこまで走っても道ばたは延々と個人商店か路上販売が続いている。あれだけ店があったら、各店舗の売上は本当に小さくならざるを得ないだろうなと推測してしまいました。

・社会主義国ということでロシアとの国交が深い様子でした。マクドナルドやスターバックスといった欧米のチェーン店がほとんど見受けられない一方アエロフロート(ロシアの航空会社)の看板があったりする。

・市場に行くと、北側を中国が隣接しているというだけあって、とにかく中国のものばかりが売られている。ただのような値段で作られたものがゴミのように粗雑に並べられ、非常に安い値段で売られているのを見ると、価値をつけずにものを売るということがいかに資源の無駄遣いと商売の失敗につながるのかということを改めて感じました。

・現地の食事は非常においしい。中国のように変な薬品臭もしない。しかし、衛生的ではない。私は帰国後10日間下痢が続きました。

・現地の人は非常にまじめで親切な感じを受けました。

・ベトナム人の就労ビザは3年とのこと。就労先企業の業種と密接に関連している専攻分野の大学生に関しては帰ってきてから一定の期間をおけばもう一度行く権利があるということ。このあたりは日本とベトナムが外交的に取り決めていることです。将来自由化が進んでこういった規制がなくなれば、いまよりもはるかに多くの途上国の方が日本に入ってくると思います。しかし反面、単純労働もしくはそれに準ずる技能しか持たない日本人は働く場がなくなっていくと思われます。これは先進国全てに共通する問題だと思います。これは世界全体の人民の公平性を取るのか、その国の国民を優遇するのかという究極の価値観の選択になります。

・中国に対しては悪印象、日本に対しては好印象を持っている

・排ガス、粉塵が多い中バイクに乗るので大半の方がマスクをしている。マスクの品揃えだけは日本よりはるかに多い。柄付きの可愛らしいマスクが何百種類とある。

・医療保険制度が普及していないため、簡単な病気でもかかったら死んでしまうことが多い。

・ものがあふれる日本とは異なりまだまだ物欲は強い。特に頑張っている若ものほど
 「なんとしてでも車がほしい」という意欲が強い。そんなもの買ってもどうせ大渋滞だし、10年ちょっとでダメになるから、無理する必要ないのに・・・と思ってしまうのは先進国で車が当たり前だからこそ言えるセリフであるようです。

・警察も、教育も賄賂がすべて。彼らの給料は決して高くはないが、賄賂が多額になるので実質的にはかなりの高給取りとなる。我々が乗っている車も偶然捕まったが、バスドライバーの月収の1/10を超えるような賄賂を支払わされた様子。通訳の女性は子供がい 
 るのですが、小学生が一クラス50名ほどおり、ちゃんと目をかけて教育してもらうためには賄賂を渡す必要があり、現に渡しているとのこと。また校舎が足りないので午前と午後の2班に分けて授業しているところも多いようです。

・田舎では月収10000円なのに、ハノイ市内には1億を超える豪邸がたくさん分譲されている。先ほどの賄賂の話を含め、社会主義とは一体何なのか??前から自分の中でも 
 世間的にも結論は出ていましたが、一刻もはやくなくなるべき制度だと思います。
 また、社会の透明性、公平性、メディアの独立なども社会がよりよく進化していくため
 には絶対に必要不可欠であると感じました。

・ベトナムやフィリピンに行ってから日本に帰ると「日本は先進国だ」と強く感じます。
 逆にドイツから帰ってくると「日本はまだまだ後進国だ」と感じます。実際に一人あた
 りのGDPは日本は26位まで下がっており、生活の豊かさはドイツほか北欧諸国の足元
 にも及びません。幸福度、政治の透明度、メディアの独立性、女性の社会進出等、発展度合いをはかる指標はいろいろとありますが、総じてこれらの数字が総合的に高い国というのは非常に暮らしやすい国であるということがよく理解できます。

ビナコネックス(ベトナム最大のゼネコン)を訪問して
・建築技術者もとにかく皆、結露問題をなんとか解決したいと考えている。

ホテルに泊まって感じたこと
・熱帯地域にも関わらず、ペアガラスが入っている。
・とにかく窓が汚れている。車も外においているとすぐ汚れるそうだが皆どうせすぐ汚れるからと掃除しない。本当かどうかわからないが、建設ラッシュであるため、常に粉塵が浮遊しているからこのようになるとのこと。

・ホテル内の屋外プールの中央部が50cmくらい隆起してきている。これはホテルを建てたことによりその圧力がプール側で現れた現象とのこと。本当であればものすごい!!

ということで、3回に分けて書きましたが、帰ってきてからもあまりにもバタバタだったため、もうかなり昔のような気がしています。
次の海外旅行の予定は今のところありませんが、デンマークかドイツ、オーストリアあたりになるのかと思っています。
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