兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。
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自分が体感していなければ相手を説得することはできない

昨日今泉さん他YKKAPの方とパネルディスカッションをしていて大切なポイントに何点か気が付きました。

一つ目は私と今泉さんが断熱に目覚めたのは原体験があったこと

私は高1の時に集合住宅から某住宅メーカーの新築住宅に引っ越したら
暑いの寒いの・・・とにかく最悪で、見た目は前よりずっと豪華になって
るのに室内環境の悪化は如何ともしがたいという矛盾を感じたところが
スタートでした。

今泉さんも一度某大手住宅メーカーで家を新築したそうですが、それが
寒いし暑いし・・・というところから研究しはじめたとのこと・・・

二人共、不快だった経験、そしてちゃんとした住宅を建てればそうは
ならないことを知っているからこそ、いくらでも話ができるし、説得力も
出てくるのかもしれません。

次に、私も今泉さんも寒がりだということ
だから、8割の女性が冷え性というところからすると女性の寒さ
感覚だけは手に取るように分かるつもりです。寒がりの人にとって
寒さは大敵ですし、暖かさは何よりの快適性です。

しかし・・・、工務店の社長をやるような人はもともとパワーも
バイタリティーもあって筋肉量が多いようなタイプの方が多い
という現実があります。実際筋肉量が多いと食事から得たエネルギーを
熱に変える能力が高いということになるので、寒さを感じにくいと
言われています。そのような方には暖かさを体感させたとしても
最悪の場合「俺は前くらい寒いほうがええけどな」とさえいう人が
います。自分がそう感じるのは全く悪いことではありませんが、
このような自分目線を顧客にもそのまま提供する業者は残れないでしょう。

次に、YKKAPさんもなんとか樹脂窓を拡大したいと考えてますが
一番費用対効果が高いのは、使ってもらおうと思う会社のキーマンの
住宅です。LDKだけでも格安か、サービスで内窓をつけてあげるということ・・・(特に寒さを感じるようになってからの時期が最高)
ご自身は仕事ばかりで家にいる時間が短くても、奥さんと子どもから
絶賛の声を聞くことになるので必要性を実感できます。

その次に効果があるのはYKKAPの営業自身の自宅でもLDKから順に
内窓をつけて実感させるということ。帰りの車の中で話していたのですが
「惚れてもいない女性を惚れてるように見せかけて口説き落とせるほどのテクニックを持っている営業マンがどれだけいますか?」と不意に私の
口から出たのですが、えらく共感されてました。自分で言ったことば
ですが、まさにこれだと思います。今泉さんも私もそうですが、不快さと
快適さの両方を知っている人間は心の底からの気持ちがこもった話
ができます。これは上手い下手とは別の次元の話です。

そして、その気持があれば目の前にみすみす変な選択をしようとしている人がいるともどかしくて仕方がありません。だからこそあの手この手を使ってなんとかしようと考え、行動するのです。

ものすごく基本的なことですが、これを言語化して皆で共有できたことは
昨日の大きな収穫であったと思います。
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