兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

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ファイナンシャルプランナーも知らない"住宅ファイナンシャルプラン必須6項目"③

幸せに暮らすためのマイホームが負担にならないようにするために…

次に、どの住宅会社でも最もないがしろにされるのが、冬の日射取得・夏の日射遮蔽である。
筆者の感覚では暖かさの5割、涼しさの7割を占める最重要項目である。再三申し上げているが、南面の1間幅、高さ2m(3.3m2)の掃出しサッシ一箇所につき、晴れていれば、夏冬ともコタツ1台分の熱が出入りする。冬はこれを取り入れること=お金であり、夏は遮ること=お金である。

世帯年収が多くなればなるほど、これらを無視した住宅を設計してもお金(エネルギー)で補填することが可能となってくる。が、最低でも世帯年収が1,000万を超えない限りはこの6項目をひとつでも捨てるべきではないと筆者は考えている。ファイナンシャルプランに関する書籍を読むと、車関連費用、保険関連費用、携帯関連費用…こういった項目ばかりが、削減項目として出てくる。だが、今回ここに紹介した6項目の重要性を書いてあるメディアは今までどこにもなかったように思う。

平均的な家庭の車の走行は、13km/Lの車で年間1万kmくらいである。一次エネルギー換算だと27GJ消費していることになる。対して住宅は平均で75GJと約3倍も消費している。しかも、保険、車、携帯はどれも変更しようと思えば極めて短い期間で変更することができる。また、変更する度に確実に競争や技術革新によりコストが下がっていく項目でもある。しかし住宅は、前述した6項目を考えずに一度採用すると簡単には変えられない。ほとんどの人はその結果を40年以上引っ張ってしまう。
さらに例えば、断熱補強を後から施そうとした場合、新築時に行うよりも数倍のコストがかかってしまう。やはり新築時にきちんと行うことが望ましい。そう考えると、住宅関連経費を節約せずしてまともなファイナンシャルプランなど存在するはずがないことが分かる。更に追加すると、住宅購入に際して3世代で1回のローン負担の欧米に対して、日本では毎世代建替えによるローンを抱えている。

幸せに暮らすためのマイホームが負担にならないようにするためにも、住宅実務者も施主側もこれらの6項目のことを肝に命じておかなければならない。
世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費
「世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費」
出典:経済産業省 資源エネルギー庁「「平成25年度エネルギーに関する年次報告」(エネルギー白書2014)より
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