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兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

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主要4社のエアコンを分析、効率よい製品を選ぶには③

能力が大きすぎる場合と小さすぎる場合の問題点


エアコン選びで注意しておかなければならないポイントがあります。それは単純に「最大能力がギリギリ足りていれば良い」というものではないことです。外気温や機種にもよりますが、暖房時は定格能力の0.7から0.9あたりで運転している時が最も効率よく稼働します。そこから無理をすればするほど(部屋に対して能力が小さすぎるエアコンを選べば選ぶほど)グラフでいうところの1.0より右の領域で運転することとなり効率が悪化します。

定格能力と効率

定格能力と効率の関係を示したグラフ(資料:松尾和也


 しかしながら、前回お伝えしたように、大半の住宅においては1.0よりも右の領域で運転されるのはスイッチオンの直後ぐらいの話です。稼働後1時間以上経過していればほとんどの住宅において0.5以下(グラフで0.5よりも左側の領域)で稼働しています。
 国立研究開発法人の建築研究所(つくば市)による実験住宅での実測結果では定格能力の20%程度で稼働している時間帯が一番長かったそうです。その際の平均COPは約2.5で最初に紹介した各社の7前後という数字とはかけ離れた結果でした。このことからも、大きすぎるエアコンを選ぶことによるロスは非常に大きな問題であることが分かります。
 また、断熱性能が低い住宅で人がいる時間だけ稼働させる方式の場合、最初の数十分だけ最大能力に近い力で稼働することも考えられます。そのような場合、不確定要素が多すぎるので適切な能力選定がさらに難しくなります。

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