兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

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寝るときに最適な温湿度はどのくらいか?(昼に若干修正版!!)

寝るときに最適な温湿度はどのくらいか?(昼に若干修正版!!)

自宅の寝室向けに日立で再熱除湿できるエアコンを購入したので色々試しています。このエアコンは湿度のセンサーもついているのでリモコンに湿度の設定機能もついています

いつも講演で冬の理想的な相対湿度は
「130-4✕室温」%くらいにしましょうね。と
言っています。これに従うと20℃なら50%、10℃なら90%必要と言う結果が出てきます。

それに対して、夏は60%以下になるように心がけましょう。
としか言ってきませんでした。たしかに60を切れば、ダニもカビもかなり防げて健康的ですが、外気温が高く、水分量が多くなるほど、エアコンにとってはかなり厳しい設定値でもありました。

よく言われるのが27℃60%が夏の一つの目安です。これで寝ていると、わたしの場合、ほんのすこしだけ肌寒さを感じます。(タオルケット等がない場合)、ところがものすごい微差なんですが、28℃で60%設定にすると、暑いという感じはないのですが、うつ伏せで寝る癖があるわたしなんかは枕と顔の間が湿っている感じをかなり感じるようになります。

そこで28℃55%にすると寒さを全く感じず、かつ湿った感じもまったくなく、極めて快適な感じがします。おそらくですが、湿度に関してはここから更に下げても快適性は変わらないと思います。ただ、再熱除湿の度合いがきつくなっていくのでここからさらに湿度を下げるのは電気代との戦いになると思います。※後で計算してみると28℃55%というのがちょうど絶対湿度で13gでした。常々「日本人は絶対湿度13gあたりに蒸し暑さのしきい値がある」と思っていましたが、自分の体感でも全くそのとおりでした。あともうひとつ重要なこと、私の自宅は海から5mくらいのところにあるのでどこよりも風は涼しいところです。それでも通風だと快適には程遠い蒸し暑さです。それをなんとかやりすごそうとすると扇風機になるわけですが、一晩中扇風機を弱で体に当て続ける方が28℃55%のエアコン常時運転よりもはるかにはるかに体への負担は大きいです。これは自分で体感した上での結論です。ちょっとしたエアコン代をけちって睡眠の質を落とし、夏の間ずっと仕事や勉強の効率を落とすことを考えると、通風でしのぐという無駄は私には絶対にありえません。

ちなみに27℃60%は13.5gなので薄着だと少し肌寒い割に蒸す感じはすこーーし残っています。

夏の場合も理想的な湿度の公式を作ってみたらどうなるのか?
というのを朝、ぼんやり目が冷めてくる中で寝転びながら考えたのが次の式です。
「140ー3✕室温」%というものです。この式の場合、室温が26.5℃以下になると理想的な湿度が60%を下回ってきます。よって26.5℃以上の場合でかつ32℃以下の場合に適応する式です。

計算結果はそれぞれの温度において
27℃:59%
28℃:56%
29℃:53%
30℃:50%
31℃:47%
32℃:44%
となります。自分で計算してみて32℃で70%といった空気がいかに蒸し暑いのか改めて分かった気がしました。

32℃以上の場合はこの公式が少し変わります。
「108-2×室温」で考えるとちょうど絶対湿度で13g/kgくらいになります。

先日岩前先生とも話していたのですが、実は人間には本当は湿度を感じる感覚器官が存在しません。そのことを知っている人自体がほとんどいないので、これを聞くと皆さん「うそやん!?」という反応をします。おそらく、汗ので具合とか、皮膚の湿り方の雰囲気等を総合的に判断しているのだと思われます。実際、夏の蒸し暑さに関しては皆さん嫌というほど感じていると思いますが、冬の乾燥に関しては極めて鈍感です。これは何千人もの被験者にて世界中で実験された上での結果です。

最後にもうひとつだけ。。。

壁掛けのルームエアコンはやはり冷房運転には向いていると思います。というのもフラップが完全に水平吹き出しできるので、27℃や28℃といったそれほど冷たくない設定の場合、部屋の上の方を急激に降下することなく全体に行き渡りやすいからです。その結果、不快感も感じにくくなります。これもあくまで断熱や、日射遮蔽がきちんと出来ていて、冷風の温度をそれほど下げなくても良いときのはなしです。

逆に皆さんよく感じている天カセエアコンですが、天井についていることは高さ的にはいいのですが、フラップが天井の中に収まっているため、どうしても水平にすることができません。水平にすると、完全に口を塞ぐことになるからです。その結果、直で風が当たる人は寒いと言う結果になります。それを感じる人があまりにも多いから、世の中の大半の天カセエアコンには市販のフラップが取り付けられています。皆さん、熱環境は学んでいなくても、自衛策で上手に対策されてます。

天カセエアコンメーカーはそろそろ本体よりフラップが下面に飛び出して水平に冷風を吹き出せる機種を開発しなければなりませんね。
2017年7月8日
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