FC2ブログ

兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ

「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」設計事務所です。

和風住宅をデザインするときのポイント

●下の3つのバナーをクリックして頂けるとありがたいです。●

 ←建築リフォーム 人気ブログランキングです。

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ ←にほんブログ村 住まいブログランキングです。

 ←住まいと生活/不動産

和風住宅をデザインするときのポイント
今日も新しいお客様から連絡をいただきました。この1ヶ月で5件以上あったのでは
ないかと思います。偶然でしょうか?

私が考えるに、この時期連絡してくる方というのは来年の3月末を狙っているのかも
しれません。・・・しかし・・・、我々のように作りこんでいく場合には、当社に限らず
このペースは無理です。深読みしすぎなのかもしれませんが、今日ご連絡いただいた
方にも聞いてみるとやはり「ちょっと考えてました・・・」とのことでした。あながち
はずれていないのかもしれません。

 昨日に引き続き和風住宅のプランをやっており、その案は完成しました。
和風住宅をデザインするには私なりにポイントがあります。巷で和風といいながら
ちっともその良さが感じられない住宅がたくさんあります。その大きな理由とも
重なるかもしれません。素材や、色だけで和風にしようとしても下記のようなことが
守られていなければやはり本質が抜けたような感じになっていまいます。

・まず屋根のデザインが重要です。屋根のプロポーションが悪ければ和風
 の雰囲気はでません。
・軒はとにかく低く低く・・・。具体的には210cmというのがひとつの目安に
 なります。室内を現代の高さにしながらこの高さを保つのは、かなり難しい
 高さ設定が必要になります。ここが守れていないが故に、腰高感が強く
 全く雰囲気の出ない和風住宅がたくさんあります。
・2階の階高を感じさせないデザイン。昔の和風住宅は屋根が上下2段構成に
 なっているものが多かったです。しかし、これは完全な2階建てというわけでは
 なく、2階部分は小屋裏収納的な感じであった家が多く、そのため2階の階高
 は現在に比べて非常に低かったのです。これが非常に絶妙なプロポーション
 として感じられるのですが、今の2段構成の和風住宅はほとんどが2階の高い
 階 高故に人間に例えるなら「鼻の下が伸びたようなデザイン」になっています。
・昔の家は外周部に縁側を設けている例が多く、縁側と和室の間の柱のラインに
 2階が乗っていました。しかし、今外周部をぐるりと縁側で囲うようなプランをする
 方はまずおられません。そんな中で構造を成立させながら縁側があるときと
 同様の屋根形状をどう確保するのか?そこも非常に重要かつ難しいところです。 

外観形状的にこのあたりを押さえていると、コストを抑えるためにローコストな素材を
使っていても、それなりに雰囲気を見せることは可能です。(もちろん見る人が見れば
高い安いは見抜かれますが、一般人に対する第一印象レベルでは大丈夫です。)

逆にこのあたりを押さえていないと、高価なものをふんだんに使ってもどこか
間が抜けた家になってしまいます。

「現代的なプランで外観は和風がいい」という方は覚えておいて損はないと思います。

スポンサーサイト




別窓 | [日記] | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<家具屋アクタスの変わりよう | 兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ | 西日が全く当たらない土地でのプランニング>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 兵庫県の注文住宅建築設計事務所 松尾設計室のブログ |